一般人とのお付き合いのマナー

『同人』の意味

一般的に、ここを読んでくださっている方にとっての『同人』とは、アニメや漫画の パロディー的作品を作ったり・・・という人種を指すように考えられていると思いますが、 厳密には違うということを覚えておいてください。
『同人』とは、趣味を同じくする者・・・のことで、『同人サークル』とは趣味が同じ者同士の 集まり、『同人誌』とはその集まりの中で発行した冊子・・・のことなのです。
まあ、これだけだと『別に意味、あってるんじゃないの？』って感じですね。確かに間違いでは ありません。
でも・・・趣味って、アニメや漫画だけじゃないんですよ！
俳句や短歌、随筆や紀行文・純文学等の同人誌・・・って聞いたことがありませんか？
つ・ま・り・・・『私、同人誌作ってるの』って方が、アニメ好きだったりイベントに興味あったり する保証はないのです。
このことを知っていて得することはないでしょうが、余計な恥をかかずに済むかもしれませんので 覚えておきましょうね☆

同人への偏見

ここからの『同人』という単語は、皆さん御存知の意味で使わせていただきますが・・・
結構偏見の多い趣味である・・・ということを御存知でしょうか？
正確には『同人』ではなく、アニメ等のいわゆるオタク系ジャンルの趣味について・・・ ですね。
特別理由もなく、偏見的視線を露にする方もいますし、ちゃんとした理由がある場合もある でしょう。
同人以外のどんな趣味にも言えることですが、考え方は人それぞれ。
それだけはお忘れなく。

話題に注意

カミングアウトしていない人には関係ないことでしょうが・・・
自分の興味のない話題を延々と聞かされることほど辛いことはありません。
まあ、実際にはカミングアウトしていない人の方が割合的には多いことと思いますし、一般の 方に同人的話題をする人は少ないのでは・・・とも思いますが。

同人を嫌わせない

中には『趣味が合わない』とか『生理的に受けつけない』とかの理由から同人を快く思っていない 方も多いでしょうが、中には『同人屋のせいで同人界が嫌いになってしまった』・・・という ケースも多いようです。
理由は有害図書の問題だったり、地域で発生したトラブルだったり、マスコミ等の片寄った報道 だったり・・・と、様々でしょうが、すぐには無理かもしれませんが、同人に関わる全員が マナーを守って活動することで、『同人には興味ないけれど、まあ悪い趣味ではないんじゃない？』 って考えてくれるような人が増えてくるかもしれません。
『努力しましょう』ってことではありませんが、嫌われるよりは好かれた方が・・・ 良いに決まってますよね？