その他ネットに関わるマナー
とりあえず、ネットオークションに関わることとかをメインに書いていこうと思いますが、
その他気がついたことも色々ここにまとめていこうと思ってます。
あじ自身、あまりネットオークションには詳しくないので、御意見とかいただけたら
嬉しいです〜
その他、一括りにはできない事柄については全部こちら〜
そして、余談になりますが・・・
このページ、結構『ネットマナー』・『オークションのマナー』という検索語で引っかかることが多いようです。
・・・が、見ての通り、このページは『同人界』という特殊な状況下においてのマナーを扱うページですので、
参考程度にはなるかもしれませんが、一般常識とは若干異なる
部分もあるかと思います。
一般常識上のマナーを求めてお越しになった方は、予めその点御了承の上で閲覧くださいますようお願いいたします。
- ネットオークションのマナー
-
・・・については、基本的にはそのオークションサイトの規約に従う・・・の一点張りだと
言えるでしょう。
同人とか関係なしにサイトルールは絶対です。
- 市販品(非売品)の出品
-
まあこれについてもオークションサイトの規約に遵守・・・って感じなのですが・・・
アニメ・漫画・ゲームグッズの出品の場合、コレクターの方が落札する可能性も充分に
考えられます。
通常の商品なら、わざわざ注意書きする必要のない程度のパッケージの痛みや色あせについても、
明記しておく方がトラブル防止となるでしょう。
- 同人作品の出品
-
自分の作品を出品する分には何も問題はないのですが・・・
トラブルが起きやすいのは、他人様発行の中古同人誌について。
基本的に、オークションサイトのルールとしては違反にはなりません。・・・多分。
ですから、本当でしたら堂々と出品して頂いても構わないものなのでしょうが、
同人屋さんの多くは、自分の作品を転売されることを嫌います。
作品中に『転売禁止』と明記されている発行物もあるほどです。
転売を嫌がる理由は・・・長くなりそうなので、下記に別述します。
そして転売を嫌う人の多くは、自作品がネットオークションにかけられていないか、
こまめにチェックしています。
当然、関係者から抗議されることも少なくありません。
確かにルール的には、同人誌の転売自体に何の問題もない・・・とは思われますが、
トラブル防止のためには、『転売はしない』を徹底するべきかと思います。
『転売禁止』が書かれている場合もちろん、書かれていない場合にも、そうした方が無難
でしょう。
- ●自作品へのプライドのため、転売を嫌うケース
-
自分が一生懸命描き上げた同人誌。
買ってくださった方は、作品を気に入ったから買ってくださったはず・・・
それなのにその作品は、後日二束三文で売りさばかれていた!
これは同人作家的にはかなりショックです。
また逆に、高値が売りさばかれていた場合についても、『描いたのは私。なのにどうして第三者の
出品者が儲けているのっ!!』と、同人作家的には悔しい思いをしたりするわけです。
確かに、オークションで転売され、それなりの値段で落札される・・・ってことは、
人気のバロメーターでもあるわけですし、全ての作家さんが嫌悪しているわけでもありませんが
・・・正直なところ複雑な気持ちであることに変わりはありません。
- ●プライバシー保護のため、転売を嫌うケース
-
大抵の同人誌には、奥付として作者・代表者の連絡先が明記されています。
別に、連絡先を発行物に明記することは義務ではありませんので、『プライバシーを守りたいので
あれば奥付を書かなければいいじゃないか』・・・と、あじ的には思うのですが、それでも
イベント等で直接お客様の顔を見て手売りしたり、通販等なら購入者の連絡先を確認したりする、
ことで安心して発行物を販売している・・・と考えている人も多いわけでして・・・
まあ、『自分の知らないところで知らない人が知らない人に、自分の個人情報(の載った発行物)を
売っている』・・・と思うと、確かにあまり気持ちの良いものではないかも・・・
- ●著作権等の問題のため、転売を嫌うケース
-
『原稿の描き方のマナー』中でも触れていますが、一部のオリジナル作品を除き、
同人作家さん達の描いている作品は、全て原作の存在する二次的作品です。
つまり、本当の著作権は原作者様や発行元様にある・・・というわけ。
中には同人活動を黙認・容認していらっしゃる原作者様や発行元様も多い一方、
そうでない場合も当然あるわけです。
特に、同人誌でありがちな年齢制限付きの作品については、当然原作者・発行元等の目も
厳しいものになるでしょう。
さらに、芸能関係は実在の人物がモチーフになっているだけ、もっと厳しいようですし・・・
無闇に作品を転売されることで、自分の作品が世間に広く流出し、関係各所の目に触れることを
恐れて、多くの同人作家さんは、転売行為を嫌っているわけです。
・・・関係各所にバレなければいいや・・・っていう、考えは、あまり良い物ではありませんし、
そのような自分勝手な理由で転売を禁止するなんて、とんでもない話ではあるんですけどね・・・
一同人作家としては、ホントに耳が痛いです・・・
- なぜネットオークション転売が特に嫌われるのか
-
『転売』と一言で言いましても、お友達に安価で譲ったり、ペーパーや会員制サークルの会報等で
『譲ります』とかの記事を載せたり・・・等、ネットオークション以外の転売方法は
幾つか考えられますが、これらについては、同人作家さんもそれほど神経質にはなって
いないようです。
・・・では、何故ネットオークションでの転売のみが嫌われているのか・・・
それは、オークションサイトが不特定多数の一般の方々に公開されているためなのです。
『同人誌』について全く知識を持ち合わせていない方が、偶然オークションサイトを訪れて、
『あら、このマンガ・・・ウチの娘が毎週TVで見ているヤツだわ』なんて『誤解(?)』した
優しいお母さんが、購入してしまってビックリする・・・そんな可能性も多々あるのです。
確かにあじの場合、滅多に年齢制限モノなんて描かないし、誰に見られても恥ずかしいような
作品を書いたりはしていないつもりですが・・・やっぱり、同人知識のない方に読まれることには、
かなりの抵抗がありますから・・・
同人誌は、同人界でのみ読まれるべき・・・
実際、そういった暗黙のルールによって同人界は成り立っているのです・・・多分。
ペーパー等での転売の場合、転売先もほぼ100%間違いなく同人関係者なわけですから、
転売される側もそれほど目くじらを立てないのでは・・・と思います。
- 個人情報の公開や誹謗中傷
-
ある程度インターネットを嗜んでいる方なら、個人や法人の実名を挙げて誹謗中傷することは
名誉毀損罪という立派な犯罪になることは御存知のことと思います。
仮に、その内容が事実であっても、名誉毀損であることには変わりありません。
・・・ただし、これは『実名』を挙げた場合。
一般的に、HNを挙げただけや、実名であっても『○○県の○○さん』程度であれば、個人を
特定することはほとんど不可能なので、黙認されてしまっているのが現状です。
・・・が、同人作家さんの場合はどうでしょう?
例えば『サークルPumpkinのあじふらい弁当』の個人特定・・・意外と簡単ですよね?
ペーパーや発行物を見たりすれば住所も本名もわかるでしょうし、イベント参加情報を手に入れれば
本人を直接捕まえることも可能です。
法律的には、今のところ何の問題もない行為でしょう。
ただし、マナー的には絶対に許されない行為なのです。
仮に、イベント内や通販、オークションなどでトラブルが生じても、相手の個人情報を仮に
HN・PNであっても公開したり誹謗中傷したりすることは絶対に行わないでください。
もちろん自作ペーパー内での誹謗中傷だって絶対にいけないことですが、
ネットは無関係な不特定多数の人々が見る可能性も秘めています。
- 海外の方とのお付き合いについて・・・
-
ネット上には国境はありません。
HPを公開していたら、海外のファンの方からメッセージをいただいたり、ちょっとしたトラブル(画像の直リンクや無断転載
等が多いようですが)に巻き込まれたり・・・なことも、ありえない話ではありません。
国が違えば文化も法律すらも違うので、安易に行動せず、慎重な対応が必要かと思われます。
・・・中には、『貴方のサイトは素晴らしい。ウチのサーチエンジン(有料)に登録したらもっといいですよ』みたいな
単なる未承諾広告メールや書き込みもありますし・・・(苦笑)
もちろん、サイトに掲載した『貴方のイラストが本当に気に入った』とか『ステキなイラストをまた描いてくださいね』
・・・のような激励メッセージだって来るかもしれませんから・・・全てに嫌悪感を抱く必要はありません☆
- 翻訳サイト利用の薦め・・・と注意
-
今は、翻訳サイト等も充実しているので、一般的な言語であるならば翻訳可能です。
メールや掲示板へのメッセージであるならば、コピペでそのまま翻訳サイトに持ち込めるので、
楽にメッセージを翻訳することができます。
こちらから何らかのメッセージを送らなくてはならないような時も便利に利用できます。
・・・が、翻訳サイトは万能ではありません。
たまたま思いついたもので例を載せてみますと・・・
『私は眩しい。』(いえ、ちょうどホントに今、日差しが眩しかったので・笑)と入力しますと、『I am dazzled. 』と
翻訳されます。
ところが、『I am dazzled. 』と入力し、逆に日本語に翻訳すると『私は幻惑されます。』と翻訳されてしまいます。
まあ・・・なんとなく意味は伝わるのかもしれませんが、文が長くなれば長くなるほど、誤訳が積み重なって
意味不明の文になってしまうかもしれません。
他の国の言語を翻訳する時は、上記のような可能性があることを考慮した上で、意味を解釈しなくてはならないので
根気と注意が必要となるかもしれません。
また、こちらからメッセージを送る際は、
『入力の際は主語述語をしっかりと書く』『長い文章を書かずに、幼稚な文になったとしても短く区切る』『方言や、
今風の独特な言い回し、口語(話し言葉)は避ける』等で、できるだけ正しく翻訳されるよう工夫し、
更に、出来上がった文章を再翻訳して『日本語として通じる文になっているかどうか』を確認してから
送信するように心がけましょう。
あと・・・『YES』と『NO』の使い方も国によって異なってますので、この辺も注意が必要です。
日本語では、問いの文章に対しての『はい』『いいえ』ですが、例えば英語では、問いの内容自体に対する『YES』『NO』
だったりします。
わかりやすく言い換えますと・・・『貴方は、そう思わないのですか』に対して、『思わない』と答えたい場合・・・
日本語だと『はい。そうは思いません』になりますが、英語では『いいえ。そうは思いません』になるわけです。
『思う』という動詞に対しての『YES』『NO』・・・ってわけなのです。
・・・って、ここまで言っちゃうと、同人マナーというよりは、一般的なネットトラブル防止術ですね・・・
- 翻訳サイトで翻訳できない『単語』
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・・・例としてセーラームーンを挙げてみますが・・・主人公の名前『月野うさぎ』は海外では、『セレーナ』とか
呼ばれているようです(当然、国によって違います)
設定なども、色々と違っていて・・・あじの敬愛する(?)ゾイサイト様は『女性』という設定のお国もあるようです。
他にも技の名前や、地名、その他固有名詞等・・・そして作品名自体が日本とは違うアニメが
海外で放映されているわけです。
その辺の違いは・・・当たり前のことですが、さすがに翻訳サイトでも対処不能です。
・・・それについての対処法は・・・はっきり言ってありません。
国によって違うわけですから調べるにも限界がありますし、そこまでする必要は・・・まあないでしょう。
ですが、『国によって固有名詞は違うぞ』って知識くらいは頭に入れておいてもバチは当たらないでしょう。
もちろん・・・こちらから海外の方へメッセージを送りたい場合は、その国でその作品がどう扱われているかを
簡単に下調べしてからメッセージを送った方が無難かと思います。
あと・・・いわゆる同人用語等も、ほぼ翻訳不能ですからお忘れなく〜
- 『同人マナー』を学ぼう!
- インターネットがキッカケで『同人』に興味を持った方は、とにかく『同人』・『同人マナー』を
学んでください。
『わからないことは調べる。それでもわからなかったら素直に聞く』・・・これが大切です。
昨今の急速なインターネットの普及のため、そう感じるだけなのかもしれませんが、マナー違反率は
多いように思われるのです・・・(もちろん、
立派なマナーの方も大勢いらっしゃるのですが)
その他の同人ネット活動に関するマナーの各項目はこちらです。
合わせて御覧になった上で、参考にしていただけたら幸いです。
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