『SAGA』 第一章






第十八話 『集いし者』



「まずは、おめでとう・・・と言っておこうか」

 6人の新たな仲間を前に、彼はそう告げた。

 今は使われていない養成所の一室を借り切って、 シュラは新人聖闘士達に講習の場を開くことにした。
 自らの時は、アイオロスの自宅での講習だったはずである。
 別に、講習場所についてまで予め定められているわけではないのだが、人数の多い今回は、 そういうわけにもいかない。
 教皇の方から、この場所が空いているということを 聞かされたのでそのままそれを了承した。

(・・・とはいいつつも、もっとマシなところはなかったのかね・・・)

 数年来使われていなかったというその養成所は、痛みも激しく、特に補修などもなされていない ように見受けられた。
 本来は白銀聖闘士達が、複数の聖闘士候補生を指導するための場であるわけだから、 机や椅子等の必要最小限のものが揃っているのはありがたかったが、 あまりにもお粗末な状態であることにかわりはない。

「これから数日間、お前達に簡単な講習をすることになった、カプリコーンのシュラだ」

 言いながら、集まった6人の顔を頭に叩き込む。

「正式な紹介は、今から教皇の間での黄金聖闘士同士の顔合わせのような儀式が執り行われるから その時に改めて・・・ということにして・・・」

 とりあえず今は、その儀式の説明だけをして、彼らを教皇の間に連れて 行くだけでいいのである。
 本来の講習はその翌日から始める予定であった。

「・・・・・・」

 シュラが言葉を区切る前に、小さな手が上がる。

「・・・・・・?」

 小生意気とも取れるようなすました顔をして、 『質問』の挙手をしているのはミロであった。

「スコーピオン・・・だったな、何か?」

 ミロとの面識はあったものの、それは彼が聖闘士候補生になる前のことであった。
 その後も顔を合わせたことくらいはあったのかもしれないが、その程度の認識であることには 変わりない。

「聖衣はいつ貰えるんですか?」

 恐らくは、この場で手渡されるとでも思っていたのだろう。
 初めて教皇の間に参上する身としては、その気持ちはわからなくもないが・・・

「バッカだなぁミロ、俺達が聖衣を着れるはずないじゃないか。もし今着れたりしたら、 兄さんみたく大きく背が伸びた時に困るだろ?」

 すかさずそう軽口を叩いたのは、アイオリアである。
 称号試験の際の彼らのトラブルについてはシュラも小耳に挟んではいたが、 もはや特に心配するほどのことはないであろう。

「・・・そりゃ、俺だって最初はそう思っていたけどさ・・・ だって、シュラだってチビだし」

 新人聖闘士にそういわれて、シュラは僅かに頬をひきつらせる。
 確かに年齢的には彼らとそうは変わらないのは事実だが、年相応の子供と比べて、 シュラの身体つきは大人のそれに近いものがあると言っても過言ではない。

(こんなガキどもに・・・)

 視線を巡らし心中でそう毒付きかけたものの、ある一点を見るなり余計な苛立ちを覚えるのを やめた。

(まあ・・・確かに、俺よりデカイのもいるようだが・・・)

 彼の名は、アルデバラン。
 確かタウラスの聖闘士の称号を手に入れたはずである。

 話には聞いていたが、年下の新人聖闘士とは思えないほどの存在感が彼にはあった。
 見るからにパワーファイターを思わせるその風貌に、シュラは少なからず頼もしささえ覚えた ような気がした。
 現時点で、純粋なパワーファイターのポジションにある黄金聖闘士は存在しない。
 偶然なのか、それとも必然なのか・・・
 『上手くできている』ものだとつくづく思う。

(・・・ということは、残りのどちらかがアリエスか・・・)

 シュラは、称号試験の折にアフロディーテに傷を負わせたアリエスの聖闘士に少なからず 興味を抱いていた。
 兄に瓜二つのレオのアイオリアはともかく、面識のあったミロとカミュ・・・そして、この アルデバラン。
 つまりは残りの二人のどちらかがアリエスの聖闘士なのだろう。

「聖衣は持ち主を選ぶ。例え称号を手に入れたとて、聖衣に選ばれなければ聖闘士として 何の役を果たすこともできない・・・」

 僅かにシュラが思考を巡らせている間に、そう口にしたのはカミュであった。

「そのくらいのことも師に習わなかったのか・・・?」

 そしてそう付け加えると、まるで溜息とも取れるように軽く息をつく。

「な・・・なんだと、お前っ!」
「ミロっ!!」

 掴みかからんほどの勢いで立ち上がったミロを慌ててアイオリアが押さえ込む。

「でも、アクエリアスの言う通りです。今のままでは聖衣を身に纏うことはできません」

 シュラが名を知らぬ新人聖闘士の内の一人が、そう言いながらゆっくりと立ち上がった。

「ふん、偉そうに・・・! さすがは教皇様の弟子・・・って感じだな、ムウ」
「ミロ・・・よせよ」

 彼らの会話のおかげで、ようやくシュラにも全員の判別がついた。
 今立ち上がったのがアリエスの聖闘士で、もう一人の我関せずの態度で座っているのがバルゴ・・・ ということになる。

「いい加減によさないか、お前達」

 先輩聖闘士としては、とりあえず止めておくべきだろう。
 大体このような騒ぎになってしまっては、 大人しく教皇の間まで付いて来るとも思えない。

「まあ・・・これについては明日からの講習で説明するつもりだったが・・・まあいいだろう。 簡単に説明しておくことにしよう」

 時間が迫っているが、止むを得まい。

「知っている者もいたようだが、確かに聖衣は持ち主を選ぶ。・・・そうだな、『生きている』 ・・・って考えた方がわかりやすいだろうか・・・」

 言葉で理論や理屈を説明するのはあまり得意な方ではない・・・
 己のことは自らが一番理解しているつもりだったが、かといってそれを回避するわけにもいかず、 彼は語り始めた。

 『聖衣に命がある』という表現は、昔から良く使われるものではあったが、その考え方は 強ち間違いではない。
 ある程度の軽微な傷であるならば時間を置けば自然と治癒してしまうし、逆に度を越えた破損を 負ってしまった場合はその機能をも失ってしまう。
 人間に例えるのなら『死を迎えた』ということになろうか。
 むろん、それを蘇らせることも不可能ではないが、 それはまた別の機会に説明するとして・・・

 聖闘士の負った傷が深ければ深いほど、聖衣の負ったダメージも大きなものである場合が 多く、その破損箇所・・・すなわち『傷』が治癒するためには多くの時間を 必要とするのだという・・・
 この『休息』の期間を与えずに聖衣を酷使し続ければ、通常ならば問題にならない程度の ダメージであっても、致命傷につながりかねない事態に陥る危険性もあるのだ。

「本当なら、実物を持ってくれば良かったんだがな・・・」

 言いながらシュラは、自らの聖衣の右腕のパーツを外してみせる。

「聖衣をその身に纏わない時はこのように外し、聖衣箱に納めておくことで治癒が促される」

 肝心の本題に入らないことで、ミロは苛立ちを覚えているようであるが、話には順序というものが ある。

「さて・・・見ての通り、聖衣はこのようにバラバラに分解することができる。つまり・・・ ある程度の体格差なら、それほどは装着の際の問題にはならない」

 今度は、外した右腕のパーツの関節部分などを動かしてみせた。

「だが、確かにこの聖衣・・・俺が大人になった時にもこのまま使えるか・・・と いうと・・・」
「無理・・・だと思います」

 アイオリアが答える。

「これがもし、普通の鎧だとするならば、その通り・・・無理だ」

 僅かに間を置き、シュラは話を続ける。

「だが、さっきも言った通り、聖衣は生きている。つまり・・・持ち主と共に成長していくって ところか・・・」

 言い終えると、シュラは先刻外した右腕のパーツを再び装着し、 その視線を新人聖闘士達に向けた。

「例え、今の俺がチビでもな」
「・・・・・・」

 年下相手に、大人気ないとも思ったが、あえてそう付け加えてみた。

「それはわかったけど・・・じゃあ、俺達も聖衣をもらえるんですね」

 それほど長い講釈でもなかったのだが、結論が待ちきれなかったのであろう。  シュラが付け加えた嫌味に臆することもなく、ミロがそう問うた。

「ああ・・・貰える」
「・・・・・・!」

 一瞬、ミロの顔に笑みが浮かんだ。

「今日ではなく、俺の全ての講義が済んでから・・・にはなるが」

 ある意味当然のことであろう。
 例え黄金の輝きとその称号を持つものとはいえ、所詮は何も知らない子供。
 何の説明もなく聖衣を与えるということは、 『危険な玩具』を与えるような真似になりかねない。

 「ついでに言うなら・・・教皇から与えられるのは、 聖衣箱に収められた状態の聖衣。そして・・・その 箱は決して開けてはならない」

 意外な追句に、ミロは言葉を失った。

「・・・一体、どういうことですか?」

 代わりに問いを投げかけたのはアルデバランであった。

「先代の黄金聖闘士が、お前達の様な子供であったというのなら、話は別だと思うが・・・」

 聖衣は、神話の時代より、女神を護る聖闘士達に継承され続けているものである。
 仮に戦いの中で聖闘士が命を落とすことがあったとしても、その聖衣に命がある限り、 それは次代の聖闘士へと受け継がれていくのである。
 つまり、聖衣箱に納められている聖衣は先代の聖闘士の物・・・

「残念ながら、今の段階ではお前達は聖衣を纏うことができない・・・ってことだ」

 体の大きな聖闘士もいれば、そうでないものもいる。
 数こそは稀少であったが、女聖闘士も存在する。
 身体つきや性別だけではなく、その聖衣が有する特殊能力との兼ね合いもある。

 とにかく、聖衣を手に入れた聖闘士は例に漏れず、自らの小宇宙を聖衣と分かち合い、 聖衣の『成長』を促さなくてはならないのである。

「まあ・・・早くて半年くらい・・・大体が1年以内・・・ってとこだろう」

 これにも若干の例外はある。
 ある程度、体が出来上がっている状態で聖闘士の称号を得ることの多い青銅聖闘士等は、 それほど長い時間を要さずに聖衣と体とが馴染むことも多いと考えられる。
 また、一部の聖域以外の土地に根付く形で封印されている聖衣に至っては、その地でその聖衣を 得るために修行した候補生の小宇宙を常に受け続けているため、その候補生が称号を得た時点で、 すでに聖衣が『成長』を遂げてしまっていることも珍しくない。
 中には、聖衣に認められることこそが試験とされている称号も存在しているくらいだ。

「それまでは決して箱を開けてはならない。聖衣に主と認められない内に箱の封印を破ったり、 それを無理に纏おうとすると・・・大変なことになるらしいから、気を付けるんだな」

 まるで子供を脅すような真似をしているようで、若干気が引けたりもしたわけで あるが・・・

「なるほど・・・つまり、黄金聖闘士の称号を手に入れた後も修行を続けなくてはならないと いうのはそのためなのですね」

 見かけに反した、丁寧な物言いで再びアルデバランが問う。
 幸いなことに・・・というべきだろうか、全く動じた様子はない。

「ああ、そのため・・・というよりは、純粋に黄金聖闘士としての力や技を磨いたり、 小宇宙を高める・・・ってのが本来の目的なんだろうが・・・強ち間違いではないな」

 実際問題、称号を手に入れたとはいえ、この時点の新人黄金聖闘士の 実力はさほどのものではない。
 戦闘訓練を受けてきたとはいえ、あくまでも基本的なものに過ぎず、いわゆる『必殺技』も 身に付けてはいない。
 むしろ、修行はこれからなのである。

「・・・そういうわけだ。わかったな、ガキども」

 部屋の外に気配を感じて彼は話を終わらせる。

「さあ、教皇の間で教皇がお待ちだ。試験で称号を得た順に白羊宮へ迎え」

 それほどの長話でもなかったとは思うが、自分のせいで儀式の開始が遅れたと思われるのだけは 心外である。
 急かすように、全員をその場から叩き出した。

「十二宮の入り口には警備の白銀聖闘士と儀式を執り行う兵が待機している。そこで自らの称号と名を名乗り、 一人ずつ順に中へ入れ。後のことはその執儀兵に従うんだ」

 『執儀兵』・・・その名の通り、何らかの儀式を執り行う役を与えられた兵のことではあるが、 『星術師』や『養成師』等のように、普段からその役目に従事している兵のことではなく、 通常は聖域の警備等に従事している一般兵のことでもある。
 黄金聖闘士の称号試験の他、聖域で執り行われる白銀聖闘士や青銅聖闘士の試験を取り仕切る役等 をも与えられてはいるが、逆に言うとその程度しか『儀式』と名の付く行事がないのも事実。
 それでも一般兵にとっては名誉ある役目であることから、その志願者も少なくないと聞くが、 その職務内容から、ある程度のベテラン兵が就くことが多い。
 そういう意味では、一度自らの儀式を体験したことがあるだけのシュラよりも、執儀兵の方が それについては詳しいと考えるのが筋だろう。

 そう考えると、今、この場で新人黄金聖闘士の指導をするのも自分である必要性は ないのではないかとも思われた。
 『先輩聖闘士が後輩聖闘士に指導を施す』というのは、あくまでも伝統的な形式であって、 別に他の聖闘士や、彼らの師でもある養成師達に任せてしまっても何ら問題はないのである。

「白羊宮に入る時は、自らの小宇宙を素直に放出しながら入るようにしろよ。変な緊張をして 小宇宙の流れに濁りが生じれば女神の結界に異物とみなされる恐れもあるからな」

 ただ、こういうアドバイスであるならば、一般兵でもある執儀兵にはできないことであるのも 事実。

 通常の聖闘士の小宇宙であるならば、どんなに強大なものであろうとも女神の結界に何の影響 をもたらすこともない。
 逆に雑兵程度の小宇宙であってもそれは同じことである。
 だが、小宇宙の扱いに慣れぬ新人聖闘士の場合、緊張のあまりに不自然な小宇宙を発し、 女神の結界に『異常』を伝えてしまうことが多々あるのだという。
 別に、結界に阻まれるとか弾かれるといったことは起こらない。
 通常なら他の黄金聖闘士達が『敵』と判断するかもしれない事態であるものの、今日ならその 事情を察し、皆笑ってやり過ごすことだろうが、そうならないに越したことはない。

「さて・・・と」

 連れだって十二宮の方へと歩いていく新人達の背を見送りながら、シュラは言葉を区切る。

「俺達も、早く自宮に戻って、奴らを出迎えなければな・・・」
「・・・なんだ、知っていたのか」

 そう言いながら、建物の影から現れたのは、シュラと同じく 黄金聖衣を纏ったデスマスクであった。

「気配は断っていたつもりだったが・・・?」

 口元に笑みを浮かべ、シュラの前へと廻り込む。

「お前の小宇宙は目立ち過ぎる。まあ・・・ 最初は執儀兵の一人が迎えにきたのかとも思ったが・・・」

 言いながら、先に立って歩き出した。

「悪戦苦闘していたじゃねぇか・・・ガキどもの御守りによ」

 笑いを堪えつつ彼もついてくる。

「他に適任者がいなかったんだろうよ・・・お前は聖域に戻ってこないし・・・」
「勅命を受けていたんだ。仕方ないだろうが」
「・・・よほど楽しかったらしいな、その勅命とやらは」

 彼の機嫌ほど判断しやすいものはない。
 気分が良い時は自然と饒舌になり、逆に悪い時もまた別の意味でよく喋る。

「聖域くんだりで、地味に警護を続けたり修行に汗をかくよりはずっと楽しいだろうが」

 教皇から勅命を受けた瞬間が聖闘士として最も光栄な瞬間であり、その勅命を成し遂げた時が 聖闘士として至上の喜びなのだと、以前彼自身が語っていたことを思い出した。

「まあ・・・別にどうでもいいことだがな」

 自らの問いを打ち消したのも、答えがわかりきっていたためであろう。

「俺達は、出来のいい新人聖闘士だったからな・・・アイオロスも、今のお前のように手を焼くことは なかったと思うぜ」

 『出来が良い』かどうかはともかくとして、自分達の新人講習の時は、確かにもっと事が スムーズに運んでいたのも事実。
 人数自体も少なかったが、当時の彼らは今ほど物を喋るような性格ではなかった。
 アフロディーテは元から無口で必要最小限の問いにしか答えなかったし、当時のデスマスクと きたら、何を考えているのか全く読むことが出来ないという印象しか覚えていない。

「・・・まあ、賑やかになることは間違いないだろうな」

 そう言いながらシュラはふと足を止める。

「ああ・・・お前は、俺がこんなことをするなんてガラじゃない・・・と思っているかもしれないが ・・・まあ、それは認めよう」
「・・・・・・?」

 突然の彼の言葉の真意が掴めずに、デスマスクは顔をしかめる。

「ただ、さっき1つだけ・・・俺がガキどもの参考になることを教えることができことは 事実だからな、とりあえずお前に礼を言って置こうか」
「礼だと・・・?」

 デスマスクにとってみれば、 礼を言われる筋合いもなければ、新人聖闘士達の参考になることに関わった覚えもない。

「ああ、俺達の時はわざわざ教わらなかっただろう? ・・・十二宮に 入る時に小宇宙を乱して結界に引っかかるな・・・とな」



「もう、そんな時間か?」

 その場に足を踏み入れるなりサガからの声がかかる。

「今、シュラが新入り達に講義している最中だ。すぐにこちらに向かうだろう」

 返答はアイオロスからのものである。

「私達にとって、この儀式も2度目だが・・・まさか最も古株になってしまうとは思っても みなかったな・・・」

 教皇・シオンはアリエスの位を譲ったものの、正確にはライブラの聖闘士が最も古株ということに なる。
 だが、聖域に居合わせている黄金聖闘士の中では、彼ら2人が最年長になるのも事実。

「デスマスクも間に合ったようだ。さっき居住区の方で会ったから間もなく来るはずだ」

 新たな黄金聖闘士の誕生の際には、可能な限り・・・ではあるが、先輩黄金聖闘士全員が自宮にて 後輩を出迎えるというのが儀式の慣わしになっている。

「すぐに追いつくだろうから、用件だけ話して俺も自宮に戻るぞ」

 背後からの小宇宙も気配も感じはしないが、アイオロスは僅かに振り向くかのような素振りを 見せる。

「・・・何のことだ? こんな時に無駄話は・・・」

 そう言いかけたサガを、アイオロスは視線で止めた。

「 ――――― カノンが、聖域から消えた・・・」





『SAGA』 第一章 第十九話に続く・・・

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あとがき・・・


 今回、珍しくちょっと長めになりましたが・・・(笑)

 ミロ×カミュ派の皆様・・・申し訳ありません。
 最初の彼らは仲が悪かった・・・ってことにさせていただきました。
 ・・・修行中に彼らには接点がないはずだし、いきなり仲良しなのもどうか・・・と思って。
 もちろん、その内には仲良しになりますよ(笑)

 話のメインはなんとなくシュラっぽくなってしまいましたが・・・そろそろデスマスクの話も 書かなくてはなりませんね。
 今までにも出てきてはいましたが、他人視点のストーリー展開でしたし。





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