『倭国封神』 第一幕






第六話 『二千年の成果』



「残されたデータがこれだけじゃ、どこから手をつけても大した違いはないよ」

 場の緊張感に耐えきれず、そんな声があがった。

「大体・・・こういうデータ解析は私の専門外だ」

 返答を待たずに、そう続けて額の汗を手で拭ったのは雲中子であった。

 彼の目前には、大量のデータを記した書類。
 そして先刻、神界門から運ばれてきたばかりの『端末機』 ―――――

「だが、彼のコンピューターを使える者など・・・」
「まあ、まともに使えるのは・・・私か、楊ゼンくらいのもんだろうね」

 燃燈道人の言葉をそのまま続ける。

 言われずとも、そのくらいのことはわかっているのだ。
 過去の天界大戦やその後のジョカとの壮絶な戦いで、実力の及ばぬ者や抵抗力の弱い仙道の多くは 命を落とした。
 その多くは、学問を極めていた者達。
 必然的に、仙人界の科学力は衰退した。

「もっと若い仙道達を積極的に鍛えておくべきだったね」

 そういう彼自身、自らの研究を手伝わせることのできる弟子は持ち合わせていない。

「そんなこと今更言っていてもしようがないだろう。せめて神界門で・・・いや、神界や人間界で 何が起こったかの手がかりだけでもつかめれば、皆でなんとかできるかもしれないんだから」

 そう口を挟んだ張奎も、自らの簡易的な端末機で、神界門から送られてくる膨大なデータの 処理にあたっていた。

 そう ―――――
 問題は、今・・・『何が起こっているのかがわからない』といった、 根本的なことだったのである。

 突如、異常事態に陥った神界門。
 内部の門は完全に閉ざされてしまい、人間界との通信も完全に途絶えてしまった。

 危険を承知で、強引に扉を開いてみたものの、その向こうには何も存在しなかった。
 神界も、その向こうにあるはずの人間界も存在しない ――――― ただの『扉』に成り下がって しまっていたのである。

 事件当時、数名の道士が人間界に赴いていたが、1名を残して無事帰還することができたのが 不幸中の幸いと、報告を受けた当初、燃燈道人は胸を撫で下ろしたのであった。
 だが、被害を最小限に食い止めるため太乙真人が門の中に消えたという事実を聞いた時、 彼は自らの耳を疑った。

 ――――― 蓬莱島を新たな仙人界と定めてから、最初に訪れた最大の危機を、 彼抜きで対処しなくてはならないのか・・・

 一応、張奎と同じく、それなりに端末機を使うことくらいはできはしたが、複雑なデータの解析や 計算となるとそれほどの自信はない。

 本来、ジョカが・・・いや、正確に言うと彼女ら始祖達が作り上げた高度なコンピューターの一部を 利用する形で妲己が自らのコンピューターを併設した・・・という、複雑なネットワークで 構成されていたこの蓬莱島。
 さらにその一部を、それほど機械に詳しくない妖怪仙人達でも仕事ができるようにと、可能な限りの コンピューター作業を簡略化するシステムを作り上げたのは太乙真人本人。
 つまり、そのシステムを使えば、もっと大勢でデータ解析を進めることができるのだ。

 だが、それはあくまで『平時』の場合。
 太乙真人の言葉を借りれば、神界門自体が異常空間に包まれていた・・・とのことであるから、 そこから弾き出されるデータはほとんど信用できない。
 かといって、そこに手がかりが含まれている可能性は充分にある以上、 それを無視することもできず、彼が残した彼自身の端末機のデータとセン玉の持ち帰ったデータの 2つと神界門に記録されていたそれとを地道に比較していく ことから始めていたわけであるが・・・

「まずは神界に取り残されたヤツを救出しないことには、どーしようもないっ!! 人間界の ことは後まわしだっ!」

 雲中子の元々の性格は置いておくこととしても、ある意味、相当不謹慎な言葉ではあるものの、 その場に居合わせた誰一人として反論しない。
 それほど、手詰まり状態だったと言い換えることもできるわけであるが ―――――

「・・・原因は、人間界にあるようです」

 不意に背後からそう声がかかった。

「楊ゼン!!」

 燃燈のその言葉を聞くなり、張奎はその手の書類を机上に叩きつけ、 血相を変えて立ち上がる。

「・・・貴様っ! この非常時に、今まで何をしていた!!」

 神界門での異常事態は、張奎達より先に教主でもある楊ゼンの元に伝えられるはずであるし、 現にその通りであった。
 連絡を受けた時点で彼が三大宮にいたことは、何人もの者が目撃している。
 すぐに雲中子を呼ぶよう指示を出したのも彼であったと聞いている。

「・・・何をしていたと聞いているっ!!」

 胸ぐらにつかみかからん勢いで、張奎はもう一度そう叫んだ。

「・・・・・・」

 顔を背けこそしなかったものの、楊ゼンは張奎の問いに目を伏せた。

「楊ゼン・・・」

 再び詰問しようと声を発する前に、そう言葉を挟んだのは燃燈道人であった。
 決して鋭い口調ではなかったが、重く全てを束縛するかのような言葉・・・

「人間界に・・・行って来ました」

 意外すぎるその言葉に、張奎は言葉を失った。

「・・・太公望師叔に、別れを告げてきました・・・」



 楊ゼンが三大宮に戻ってから数時間後、会議堂には塔長以下、 主だった仙道達が全て召集された。
 普段はこのような場所へと顔を出すことのない竜吉公主や道行天孫までもが顔をそろえることは、 蓬莱島が現在の形として機能し出してから、初めてのことでもある。
 詳しい事情を知らされていない者達ですら、 その緊迫感に落ち着きを失っているかのようであった。

「人間界が何でもなかった・・・って、どういうこと?」

 セン玉が問う。

 当然の疑問だろう。
 扉が閉ざされる寸前まで、彼女は人間界にて、 その異常現象を肌で体験してきた張本人なのである。
 それだけではない。
 楊ゼンが言うには、今回の異常事態の原因は人間界にある・・・というのだ。
 それならば何故、肝心の人間界の様子に、何の問題もないのか・・・

「順を追って説明しよう」

 話を続けたのは燃燈道人であった。

「まず・・・この結論は、まだデータ解析の済んでいない状態の推論に過ぎない・・・ということを 了解願いたい」
「データとか抜きに、実際に見てきた・・・ってことだろう? あの遊魂玉とかいう宝貝で」

 雷震子が口を挟んだ。

「遊魂玉・・・確か、以前太乙が作ったという?」
「はい。異母姉様。私も実際に使ったことはないのですが、魂魄の一部を遊離させ、遠くの出来事を 実際に見聞きすることのできる宝貝と聞いております」

 竜吉公主の問いに答えながら燃燈道人はモニターのスイッチを入れる。

「わかりやすく、結論だけ説明しよう」

 モニターには地球の画像が映し出されていた。

「この星のバランスを保っていたエネルギーが爆発したと思われる・・・」

 画面上の星には何の変化も見られない。
 爆発どころか、大気や雲の様子も静かなものであろう。

「この映像は、監視衛星が送ってきた最後の画像なんだけど、見ての通り・・・外見上は何の変化も 見られないし、実際に向こうの様子を見てきた楊ゼンも同じ意見を言った」
「ですが、魂魄だけの存在であっても感じられたその空間の異常は間違いなく本物でした。 ・・・その異常な状態もすぐに収束していったようです。むろん、ワープゾーンの残存 エネルギーが途切れてしまえば遊魂玉を使うこともできなくなるわけですから、 それ以後のことまではわかりかねますが・・・」

 楊ゼンがそう付け加える。

「・・・つまり、これは人間や機械の目ではとらえることのできないタイプのエネルギーの爆発。 ・・・恐らくは、普通の人間への害はない」

 そのエネルギーが一体何者で、いかなる原因で発生したものなのかは現時点では不明だが、 その有り余ったエネルギーがワープゾーンから神界に流れ込み、さらにそれが神界門を覆ってしまった のだろう。

「だから、神界門のコンピューターは人間界の異常事態に気が付かなかった。そのコンピューター 自体が異常空間の中に存在していたわけだからね。この辺の推測は、太乙真人のものらしいん だけど・・・」

 張奎は言いながら、モニターを切り替える。

「結論を出すには早すぎるけれど、恐らく人間界に取り残されてしまった天祥は無事だと 考えて良いと思う」

 緊張に包まれていた場の空気が、一瞬和らいだ。

「問題は ――――― 」



 * * * * * * * * * 



「あれから、結局・・・僕達は何もすることができなかった・・・」

 教主の周りで仕事をするものであれば、誰もが一度くらいはその言葉を聞いたことがあるに 違いない。
 それは、本来の彼の姿からは想像もつかない言葉でもあった。

「何もしなかったわけではない。現に、対策は実りつつある」
「ですが、何もできなかった・・・ということに変わりはありません」

 燃燈道人へと視線を移し、楊ゼンはそう答える。

 一時は、単なる何らかのエネルギーの異常と判断し、人間界が無傷であることからも、 楽観的に考えたりもしていたものだ。
 だが ―――――

「神界門が閉ざされ、人間界との行き来ができなくなってから2000年近くが経つというのに・・・ その間、僕達が実際にしたことといえば、進化した人間界の科学力から蓬莱島を守るために バリアを強化して島全体を遮蔽状態にしたことくらいなのですから」

 『守る』といっても、視覚上のことである。
 元々蓬莱島は、地球から離れた宇宙空間上に、特殊なバリアに覆われた状態で存在していた。
 その軌道は、常に月の裏側を維持するよう固定されており、地球上からはどのような手段を もってしても見ることすらかなわない。
 だが、急激に進歩しつつある人間の科学力は、その活動領域を宇宙にまで広げ始めるほどに 成長していた。
 その事態にいち早く気が付いた明華が、突貫的にバリアを 遮蔽制のものに改良したのである。
 それからさらに、50年近く経過していたのである。

「それにしても、このバリア・・・これさえなければ、地球に直接行くことだって できるだろうに・・・」

 張奎が溜息をつく。

「不謹慎なことを言うな。バリアがなければ大半の仙道の命は無いのだ!」

 蓬莱島は、人工的に作り出されたいわゆる衛星である。
 その質量ははるかに軽く、島自体が発生する重力だけでは、大気を島の表面に留めておくことが できないのだ。
 バリアは、島に存在する空気をその表面上から逃がさぬ役割と、島自体が発するには足りない 重力を上空から補うという役割も担っていたのである。
 楊ゼンのように、他の物体に変化できる者や、一部の大仙人、または生存に大気を必要としない 原型出身の妖怪仙人などには支障はないであろうが、人間や動物出身の仙道達にとって、 このバリアは命を守る大切な存在でもあるのだ。

「そんなことくらいわかっているさ・・・言うくらいは別にいいだろう?」

 そのバリアのおかげで仙道達の身の安全は保障できたが、完全に蓬莱島は外界から 閉ざされた空間となってしまったのである。

 人間界の様子を探っていた監視衛星も寿命が尽きたため自爆させた。
 新たなものを打ち上げようにも、蓬莱島からではバリアに阻まれて不可能なのである。
 肝心の神界門は閉ざされてしまったままで、行き来することはもちろん、中の様子すら全く わからないままなのである。
 極最近になってではあるが、稀に地球上から発せられる強い電波を受信することがあり、 その内容から人間界の様子を判断している・・・というのが現状なのである。

「ジョカのコンピューターさえ解析できれば、新たなワープゾーンを開くことも、何か別の 対策を考えることも容易だったのだろうが・・・頼るものがここまで来てジョカ・・・とは、 我々もつくづく情けないものだ」

 ジョカの母星の言語は、非常に難解なものであった。
 彼女達始祖の振る舞いから判断するに、恐らく普段は言葉などは要さない存在なのだろう。
 言語パターンの取っ掛かりがないためもあり、その解読作業は困難を極めていた。
 そして、コンピューター自体の構造も、彼らの概念とは大きく異なるもので、簡単に手をつけられる 状態ではなかったのである。
 太乙真人自身も、まずはジョカのコンピューターから妲己が使用していたものを独立させ、 それを中心にシステムを安定させることを最優先していたのである。
 本気で解読にかかれば何とかなったのかもしれないが、恐らくは彼は、ジョカの文化には 極力触れたくないと考えているようにも感じられた。
 実際、彼はジョカのコンピューターの解析作業については人任せで、ほとんど関知していなかった はずだ。

 その、頼るべき彼は、この場にはいない ―――――

「それでも、研究塔の面々や黒鶴の頑張りで、あのコンピューターの解析作業は格段に進みました。 『来るべき戦い』についての詳細も恐らくはいずれ・・・」

 その『来るべき戦い』が一体どのようなものであるのか、それを言葉で説明できるものは この島には存在しない。
 ジョカのコンピューターを解析するための取っ掛かりとして、妲己の使っていたそれを先に 解析した際に、その可能性に気付かされたに過ぎないのである。

 いずれ、長い年月を経た後の世に、再び戦いが起きるであろうということを・・・

「妲己も、何か知っているのならもっと情報を残してくれればよかったのに・・・」

 そうは言いつつも、張奎がさほどこの『来るべき戦い』について危機感を覚えては いなかったのも事実であった。

 ジョカは滅び、既に『歴史の道標』は消え失せたのである。
 仮にかつて、彼女が、歴史の流れ上に別の戦いを模索していたとしても、それを導く者が いなければ、戦いが勃発するはずはないのである。
 実際、あれ以来何度も人間界では、大小様々な争いの歴史をおくってきたようではあるが、 それは言ってしまえば『人間同士の問題』であり、蓬莱島に住まう彼らの関知するべき事柄 ではない。
 もしかすると、妲己が残したメッセージは、既に終結してしまった人間同士の戦争を 指していただけなのかもしれないのだ。

「だが、逆に・・・妲己がそれを残してくれたおかげで、戦いに備えることができた。 不本意ながら感謝せざるをえないだろう」
「まあ、そうも言えるけどね・・・」

 口元を僅かにゆがめ、張奎が気のない相槌を返す。

 蓬莱島の位置付けとしては、燃燈道人と張奎は同格として扱われている。
 基本的に燃燈同人は崑崙出身の仙道の長、一方張奎は金鰲出身の仙道の長とされてはいたが、 長い年月を経た今となっては、その垣根はだいぶ低くなりつつあるようで、 厳格な意見を求めた妖怪仙人達が燃燈道人の元に相談を持ちかける姿も珍しくはないし、 その逆に人間出身の仙道達が気を張らずに話のできる張奎の元を訪れることも少なくはない。
 蓬莱島に住まう多くの者達は、彼等2人を同格と扱い、彼等2人の性格の違いを上手に 利用しているのであろう。

 だが、張奎は明らかに燃燈道人に対してのコンプレックスを抱いていた。

 元々の仙人としての格も上であるし、経験や実力もそうである。
 そんな彼と自分とが同格に扱われることになった理由は、単に金鰲出身の仙道の中に、 長に立つべき人物が存在しなかったがために過ぎないのである。
 当然、そのことくらいは重々承知した上で受けた任である。
 それでも実際に楊ゼンの下で働いてみて、燃燈道人よりも自らの方が優れていると思われる 点もいくつか発見することができた。
 人間界での暮らしの長かった彼は、政治についての知識も豊富であったし、その手腕も なかなかのものであった。
 現在の塔長のシステムを考案したのも制度を整えたのも彼なのだ。
 科学的な能力も、幾分優れている。

「それでも・・・とにかく、今回のプロジェクトが成功すれば、僕達は2000年目にして大きな 一歩を踏み出すことができるのです」

 自分自身に言い聞かせるかのような楊ゼンの言葉。

「燃燈様も、張奎君も・・・本当に良く頑張ってくれたと思います。太公望師叔や太乙様なしで これだけのことを進めるのがどんなに大変だったことか・・・」

 確かに、始祖の1人でもある太公望や、その化学力にかけては右に出るもののいない太乙真人が この場にいれば、この程度のプロジェクトの前段階に数年も要しなかったかもしれない。
 彼らを抜きにして、これだけのことを成し遂げたということは、確かに賞賛に値することで あろうし、楊ゼンにとっても心からそう思っての一言なのだろう。

 だが、所詮『頑張ってもこの程度』という裏の意味も拭いきれないその一言・・・

 恐らく、楊ゼンにそのような意図は全くないのであろうし、そう考える者がいると知れば心外だと 嘆くことだろう。
 それでも張奎は、自らの力のなさを・・・ 彼の言葉の端々にいつも感じ取っているのであった。

 ここ蓬莱島で教祖となった楊ゼンは、必要以上に全てのものをたった一人で背負い込み過ぎた。
 人間界への唯一の通路を絶たれ、太乙真人をも失ってからは、それがさらに顕著となった。
 仮に、燃燈や張奎や、五塔長達が存在しなくても、彼はたった一人で蓬莱島の仙道達を 束ねていくことができたことであろう。


  ――――― それでも、彼は頼られている。


 脇に控えるその男を見て、張奎は自嘲気味に小さく溜息をついた。

(最初から、そうなることはわかっていたはずだ・・・)

 燃燈道人は楊ゼンにとって、崑崙の大先輩であり、かつての封神計画の立案者の1人でもあり、 太公望・・・いや、伏義をより良く知る人物なのである。

(比較すること自体、くだらないこと・・・)

 僅かに思考を巡らしている間も、楊ゼンは自分を見てはいない。

(いつものことだ・・・気にすることなんかじゃない)

「・・・で、楊ゼン、プロジェクトの実施はいつに?」
「早い方が良いとは思いますが、計画段階で多くの者にそれが伝わると、パニックになる恐れも ありますからね・・・先に各塔長に個別に話をしておくべきかとも思いますが・・・」
「あと・・・直接の関係者達にも・・・だな」

 何事もなかったかのように張奎が口を挟む。

「ええ、あと・・・胡喜媚にも話を通しておきましょう。僕が直接話してきます」

 広げられた膨大な書類を片手で閉じ、楊ゼンは真っ直ぐに正面を見据えた。

「人間界へのワープゾーンを、再び開きます」





『倭国封神』 第一幕 第七話に続く・・・

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あとがき・・・


 今回も前半後半と二部構成っぽくなってしまいましたが・・・

 メインは・・・張奎君かな?
 当初はノーマークなキャラだったのですが、メンチ城戦の時に、ちょっと彼に惚れたあじ・・・
 深読みをする方に誤解を受けるかのような表現が多々あったような気もしますが、 あじ的には張奎君は、聞仲派なのでお間違いのないよーに(笑)

 あと、本文中に出てきた宝貝の『遊魂玉』ですが、これはあじのオリジナル宝貝です。
 以前同人誌に描いた『豊邑物語』の中に、太乙様が作った宝貝として登場させたのが はじまりで、それ以降何度か他所様でゲストした作品等にも登場させたことがあったのですが・・・ 今回も使ってしまいました☆
 それにしても・・・あじがこの『遊魂玉』を考えたのは、趙公明戦以前の頃・・・と、 作品中盤。
 まだ、王天君さえ出てきていない時に、魂魄の分裂・・・ってネタを考えていたなんて・・・ あじもなかなかやると思わない?(爆)





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