『SAGA』 第一章






第二一話 『拳と掌』



 その拳は ――――― 目的を果たすことは出来なかった。

 幼いとはいえ、相手も同格の黄金聖闘士。
 感情に任せただけの、直線的な攻撃を防ぐことに苦があるはずもない。

「・・・くっ」

 苦々しげに顔をしかめるミロを冷たい視線で見やると、カミュはその手を払いのける。

「短絡的で自己中心的な子供的思考・・・自分でそれを証明したようだな」
「な・・・何をっ!!」

 思わずそう言い返したものの、それが図星であることくらい自分でも理解は出来ていた。

「知らないのも気の毒だから、教えておいてやる」

 幼い子供同士の会話とは思えぬ口調と共に、カミュは溜息をつく。

「彼は・・・声帯を失った。二度と言葉を発することはできない」
「 ――――― !」

 ミロの驚きは尋常なものではなかった。
 無理もない。つい先刻まで、傷は大したことのないものだ・・・と認識していたのである。

「そんな・・・」

 カルードが、側近兵となることに疑問を抱いていたミロであったが、この一言が、その疑問を解決へと導いた。

 声を失ったことが聖闘士としての称号を得るための妨げになるわけではない。
 不自由な体を酷使し、他の器官を最大限に活用することで、より強く高い域の小宇宙を燃やす ことが可能になることもあると言われており、現にそういう切欠で戦闘能力や潜在能力を開花 させた聖闘士が何人もいることも、ミロは知っていた。
 第一、聖闘士になってしまいさえすれば、『声』はあまり意味をなすものではない。

 ただ・・・逆に、五体満足である状態を失うことによって、同時に『志気』が失われることも 珍しくないのである。

 実は、ミロと同時期に同じ師の元に弟子入りした幼い訓練生がそうであった。
 決して治らぬ怪我ではなかったものの、傷を負い、血を流すことに恐怖を感じるようになってしまったのだろう。
 ある日突然、彼の姿は師の元から消えてしまっていた。

「誰も、お前の試験中の事故を責めているわけではない。だが、先に事実を知っておいて損はないだろう?」

 損得の問題と片付けることには納得いかなかったが、確かに今この場でカミュに静止されていなければ、 何も知らずにミロは声を失ったカルードに会話を強制しようとしていたであろうし、当然その後、 互いに気まずい思いをしたことだろう。
 ただでさえ敗者と勝者、格上と格下の存在へと立場を違えてしまっているのであるから尚更のことである。

「本当・・・なのか?」
「私が嘘をつく理由などない」
「・・・そ、それなら、余計にここで引き下がるわけにはいかないだろっ! 彼に会わせてく・・・」
「だからそれは出来ないと言っている」

 立ちふさがるカミュを強引に押しのけて先へ進もうとしたミロであったが、 すかさず強く腕をつかまれ、再び行く手を遮られた。

「は、放せ・・・」
「私に・・・お前の望みをかなえてやる筋合いはない」

 確かにその通りではあろうが、それでミロが納得するはずもない。
 思わず無言で鋭い視線を向ける。

「短絡的で自己中心的・・・それ以上の理由などないとは思うがな。 それ以前に、私利私欲のために聖衣を手にしたいと考えること自体、聖闘士としての資質がどうか・・・とは思っていたが」

 相変わらずの冷たい視線。

「・・・私利、私欲・・・だと? 俺のことを言っている・・・のか?」
「そうだ。他に誰がいる」
「他に・・・って、もしかして、お前・・・俺のことを何か誤解しちゃいないか?」
「誤解?」
「俺は、欲とかそんな理由で聖闘士になろうとしたわけでは・・・」

 言葉の通り、ミロには全く心当たりはなかった。
 それほど崇高な意思を持ち合わせているわけではないことくらいは認めるが、逆に邪な考えを持ち合わせてもいないことについては 胸を張って言い切ることができる。

「レオの聖闘士に話しているのを聞いた。カプリコーンの聖闘士からの講義の後の事だ」

 シュラの新人講義は数回にわたって開かれていたが、確かに何度か講義後にアイオリアと雑談をしていた記憶はある。

「お前が聖衣を欲しがっていた理由・・・故郷の母親に、聖衣を見せたいためだと言っていた」
「・・・・・・!!」

 確かに、言った。

 ――――― だが、それがどうしたというのか。

「何が悪い。別に俺は、聖衣を自慢したくて聖闘士になったわけでもなんでもないし・・・」
「しかし、結局は同じことだろう」
「そりゃ・・・誰だってちょっとくらいはそうだろ! アイオリアだってレオの称号を手に入れたことをアイオロスに大喜びで 報告していたし、他の連中だって・・・お前だって同じはずだ」
「・・・誰もが自分と同じなんて思わないことだな」

 吐き捨てるようなカミュの台詞に、ミロは再び怒りを覚えた。

「なんだと・・・?」
「聖域に足を踏み入れた以上、俗世間で言う家族との繋がりなど、とうに断ち切っているもの・・・そんなことすら 知らずに黄金聖闘士になったとでもいうのか、それともそれを知りながらも家族に甘え続けようとしているのか・・・」

 明らかに馬鹿にされている。

「お、お前に何がわかる!」
「わかるものか。愚か者の考えることなど・・・な」
「・・・言ったな!」
「何度でも言ってやる。黄金聖闘士としての自覚のないお前に聖衣を纏う資格など・・・」

 強引につかまれた腕を振りほどくと同時に、辺りに鈍い音が響いた。

「・・・・・・」

 今度こそ ――――― ミロの拳はカミュの頬を捕らえていた。
 吹き飛ばされる程の威力はなかったものの、その強い衝撃にカミュの体は大きく揺らぐ。

「こ、この程度の拳もかわせないくらいじゃ・・・お前の方こそ黄金聖闘士としての資格がないんじゃないのか!」
「・・・・・・」
「ま、まあ、氷の聖闘士なんてこの程度で合格点なのかもしれないけどな。ただでさえ人手不足で適当な師匠が あてがわれた・・・って噂だし」

 売り言葉に買い言葉。
 特に意図があったわけでもなく、思わず口を付いて出た言葉に過ぎなかった。

「お前に師匠の何がわかる!」

 この瞬間まで子供らしからぬ冷静な台詞を紡ぎ続けていたカミュの突然の激高であった。

「・・・・・・!」

 まるで仕返しとばかりに、ミロの頬に拳が叩きつけられる。

「や、やったな・・・っ!」
「先に手を出したのはお前の方だっ!!」


 ――――― 私闘。

 厳密に言うと、そういうことになるのであろう。

 だが、この時の彼らのそれは、聖闘士・・・しかも黄金聖闘士同士の戦いとは程遠い、単なる子供の喧嘩そのものであった。
 小宇宙を燃やすでもなく、技を繰り出すでもなく・・・
 習ったばかりの戦闘の基本など完全に無視した、泥まみれの取っ組み合い ―――――


「・・・痛い、な」

 その後、どのくらいの時間が経ったであろうか。

「当たり前だ・・・口元が切れている」
「そっちこそ、目の下に思いっきり痣ができているぞ」

 まるで、本当の子供同士の喧嘩の後の光景であった。
 息切れは辛うじて治まりつつあったが、その場で大の字に横たわったままの会話である。
 見た目が『子供同士の喧嘩』に過ぎなくても、やはり聖闘士の拳。
 体の防御力自体が一般人と異なっているとはいえ、その威力は並大抵のものではないだろう。

「これじゃ2〜3日は人前に出ることが出来ないな・・・」
「・・・お互いにな。ここが、他に誰もいない森の中で良かった・・・」

 自然と互いに顔を見合わせて笑いかけようとするものの、腫れた顔が引きつり腹にも力が入らない。

「・・・すまなかった。私としたことが、つい感情的になってしまった」
「いや、俺も・・・わざと怒らせるみたいに悪口言ったわけだから・・・それは、別にいい。ただ・・・」

 痛みに顔をしかめつつも何とか半身を起こし、ミロは言葉を続ける。

「俺が・・・母さんに聖衣を見せたい・・・って言った理由さ、それだけは聞いてくれないか・・・?」
「ああ。別に構わないが」

 特に話自体に興味があったわけでもないが、ここで拒む理由もないし、そうすること自体が面倒であろう。

「俺の故郷は・・・聖域から比較的すぐ近くにある村だから、一般人でも聖闘士とか聖域のこととかは皆知っていたし、 子供の俺でもわかるくらいに大事な・・・聖なる存在として奉られていた」
「 ――――― 」
「俺の親父さ、聖域で雑兵か何かをやってたらしいんだ・・・」
「・・・・・・」
「親父が聖域近隣の村を守る任を与えられていたのか、それとも実は脱走兵だったのかはわからないけれど、 聖域と村にとって何か不名誉なことをしでかした・・・らしい。詳しくはわからないけれど・・・村の人は、聖域から村自体に 制裁があるんじゃないか・・・って怯えたり、聖域周辺の村としての誇りを汚された・・・って嘆いたり怒ったり・・・」

 ミロがその村に住んでいたのは、当然今よりもっと幼い時のこと。
 当時の彼にとっては、難し過ぎる『事情』だったに違いないことだろう。

「俺が生まれる前に死んでしまった親父のせいで、ずっと母さんは・・・村中から除け者にされ続けた。村の井戸を使わせて もらえなかったり、何も悪いことなんてしていないのに石をぶつけられたり・・・」
「・・・なるほど」

 無言で耳を傾けていたはずのカミュがゆっくりと口を開いた。

「確か・・・お前は聖域に来る以前に黄金の輝きを見出された・・・と聞いたことがある。黄金聖闘士候補生の身元は公には 伏せられることになっているから、恐らく村の者は、お前が聖域で黄金聖闘士の訓練を受けていたことも、称号を手にしたことも 知らぬままなのだろう」

 ミロ自身は肯定の意を発しなかったものの、恐らくその通りなのだろう。

「確かに・・・聖衣を纏って村に出向けば、村人達の母親への冷遇は一瞬にして改まるな」

 黄金聖闘士を輩出したという事実は、聖域近隣の村にとっては何よりも代えがたい名誉であるに違いない。
 恐らく彼女は一夜にして、黄金聖闘士を生んだ母として全ての村人達から羨望される存在となることだろう。

「いや・・・そういう難しいことじゃなくてさ」
「・・・?」
「多分、母さんも・・・俺が黄金聖闘士の候補生として選ばれた・・・ってことは知らない。親父の犯した罪の代わりに、聖域に 連れて行かれた・・・って思っている」

 ミロ自身、その想像に根拠があるわけではなかったが、幼き日の母親との別れの日の記憶がそれを物語っていた。
 子と引き離される母親の悲痛な叫びすら飲み込まなくてはならない『村の事情』 ―――――

「俺が、生きて・・・そして聖衣を着て村に戻れば・・・母さんは、安心してくれると思う。ただ、それだけさ・・・」

 深く複雑な事情があるというのに、彼が挙げたのは、最も単純明快な理由 ―――――

「全く・・・本当に短絡的だな・・・」

 先刻と同じ台詞ではあるものの、その口調に棘はない。

「悪いか?」
「・・・いや、褒め言葉だと思ってくれて結構。そして・・・改めて謝らせて欲しい」
「・・・謝る? 何を?」
「聖衣を私利私欲のために手に入れたと暴言を吐いてしまった。だが・・・それは私の勘違いだった」
「別にいいさ。そんなの。第一・・・今自分で話してて気が付いたんだけどさ、やっぱりこれだって『自分の都合』って わけだから、お前の言うことの方が正しいのかもしれない」

 そう言いながらミロは、起こしていた半身を再び横たえる。

「だから、お前が謝る必要なんてない。だけど、俺の方もこれ以上謝らない。 お互い殴り合ってスッキリしたんだから、これでいいんじゃないか?」
「そう・・・だな」

 再び互いに笑いあう。

「身の上話をさせてしまって、悪かったな」
「いや、自分から勝手に話したことだし、別に隠すことでもないし」

「だが・・・」
「まあ、親父の件は・・・あまり自慢できることじゃないけど、それが何か問題になるのなら、 俺が黄金聖闘士になれるはずはないし」

 その口調から判断するに、恐らく本当に気にしていないのだろう。

「そして・・・恐ろしく楽観的だな」
「まさか、それも褒め言葉じゃないだろう?」
「好きに判断してくれ。私には・・・そんなお前が少しだけ羨ましくも思うから」

 思わず滑らせてしまった言葉である。

「私には・・・両親はいない」
「 ――――― !!」

 この聖域ではそれ程驚くべきことではない。
 むしろ、恐らくはそういう境遇の者の方が圧倒的に多いことであろう。

「称号を得たことを報告すべき師匠も、試験の結果を待たずして姿を消した」
「・・・・・・」
「良い師匠だった。尊敬もしている。だが、所詮はそれだけの関係・・・聖闘士となったからには、 自分一人の力で戦っていかなくてはならない。余計な甘えなど無用」

 淡々とカミュは語り続ける。

「天涯孤独の身の上が、逆にこんなに身軽で、余計な考えを巡らせずに済むものなのかと、むしろ・・・感謝している。 いや、していた・・・」

 その口調から、それが強がりに過ぎないことくらい誰でもわかるだろう。

「お前に・・・会うまでは、な」

 例え片親であろうとも、肉親が残っていることが羨ましいわけではない。
 例え深刻な事情があろうとも、帰る故郷があることが羨ましいわけでもない。
 頼るべき師匠や、親しくしている友人が存在することでも、無論、その楽観的な性格についてを羨望しているのではない。

「それって・・・どういう意味だ?」
「さあ、そのままの意味で考えておいてもらって構わないが?」


 『自らをの命をつなげてくれた者達のために聖闘士になる』 ―――――

 それだけを考えて聖闘士になり、その考えは今でも変わらない。
 聖闘士になり、何を為すか。
 何を成し遂げて、どう死んで行くか ―――――
 それが同じ世界の後の世で生きる者のためになるのだと信じて疑わなかった。

 『ただ、母親に会いに行き、自らの生存とその偉業を伝える』 ―――――

 彼の目的の全てがそれだけであるはずはないが、ただそれだけの行為で彼の母親は救われる。
 戦いで血を流さずとも、自らの命を差し出すようなことはせずとも、ただそれだけの行為で人が救われることもある。

 そんな単純なことに、なぜ今まで気が付かなかったのか ―――――


 自分自身が彼のように生きることができるとは思わない。
 ただ、そういう存在が世の中には必要なのではあるまいか。
 まるで太陽のように、そこにそれとして存在するだけで、全ての生命に大きく働きかける。

 嵐の夜に両親と恩人を失った後に、永久凍土の地で成長したカミュにとって、 それは文字通り眩しく暖かい存在だったのかもしれない。

「まあ、何でもいいや。俺も、ちょっとだけお前のそういうクールなところ、カッコいいな・・・って思うし」

 これは彼の本音。

 同じ年齢で、同じ期間の修行を受けてきたはずなのに、まるで大人のように振る舞うことのできる彼。
 聖域でも待ち望まれ続けていたと聞く氷の闘技を身に付けたという彼。
 誰が比較しているわけでもないが、自らの力量や器と既に大きく隔たりがあるのではないかと思わざるを得なかった。
 教皇から直々に同期のカルードを側近兵として預けられたことに対して、若干の嫉妬もなかったといえば、それも 嘘となるだろう。

「まあ、ちょっとだけ・・・だけどな」

 だが ――――― お互いに、同じ黄金の称号を得た聖闘士。

 そして、同じ年齢の『少年』。


 それ以上でも、それ以下でもなく・・・ただ、それだけのこと ―――――



「それで・・・これからどうする?」

 ややして、ミロが呟いた。

「確かに。こんな姿を他人に見られたら事だ。黄金聖闘士同士が私闘だなんて前代未聞だぞ。きっと」

 そのままの姿勢ではあったが、大真面目な顔でカミュが答える。

「お互いボッコボコだから、バレないはずないよなぁ・・・」
「休養と称して身を隠すに越したことはないが、新人聖闘士の身でそれが どこまで許されるか・・・」
「いっそのことさ、特訓中に崖から落ちた・・・とか言って、堂々としている・・・ってのはどうだ?」
「却下だ。どう見ても、崖から落ちた怪我ではないだろう? 大体そんな間抜な理由、恥ずかしくて言えるか」
「じゃ、普通に特訓に熱が入りすぎて・・・ってのは?」
「それも若干無理があるだろうな・・・第一、特訓の許可を取っていない」
「え? そんなの必要あるの?」
「お前・・・講義を聞いていなかったな・・・私達の小宇宙はまだ不安定だから、新たな修行を始めるにあたっての 注意事項が説明されていたではないか」
「あー、言われてみれば・・・そうかな。まあ、言い訳は後で考えるとして・・・お前、立てるか?」
「・・・何とか大丈夫だとは思うが・・・居住区まで何食わぬ顔で戻る自信は・・・ないな」
「お前の家って、この奥じゃなかったのか?」
「ここには教皇側近兵の一人が住んでいる。カルードをそこに向かわせるついでに聖域散策をするつもりだった」
「ああ・・・そうか、ここにまだカルードがいれば助けてもらえたのに。誰かさんが余計なことをするから」
「それはこっちの台詞だ。教皇からお預かりした大事な兵を・・・」
「・・・って、また同じことで喧嘩始めてもしょうがないよなぁ」
「全くだ。とりあえず・・・少し戻ったところに、材木置き場と小屋があったはずだ。 汲み置きの水くらいはあるかもしれないから、そこまで戻るとしよう」
「わかった。じゃ誰かが通りかかる前に、さっさと・・・」

 言いながら、先に体を起こし立ち上がりかける。

「あ、つかまれよ。カミュ」

 躊躇なく、自然と差し出される右手 ―――――

「悪いな ――――― ミロ」





『SAGA』 第一章 第二二話に続く・・・

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あとがき・・・


 ミロとカミュの大喧嘩は、かなり以前から考えていたネタでして・・・
 一般的な同人誌とかでの過去話では、やっぱり出身地・修行地の近いミロとアイオリアが比較的仲良かったりするわけですよ。
 それ自体は自然なことだと思うのですが・・・なら、どうしてミロとカミュはああまで仲良くなったのか・・・その点を 書いてみたいと思いました。
 まあ・・・実際に親交を深めるのはこれより先の話となるわけですが・・・

 本当は、殴り合いながら会話させたかったんです。
 その方が、明らかに絵になると思ったので。
 でも、これって小説だから『絵』じゃないんですよ(笑)
 ・・・という冗談はさておき・・・技とか抜きに純粋な喧嘩・・・って、文字では書きにくいんですよね・・・修行不足と いってしまえばそれまでなのですが・・・
 あくまでも、土手とかでゴロゴロ転がっている『子供同士の喧嘩』みたいなのをイメージしていたのですが、普通に書いても、 単調でつまらないものになりそうだし、逆にあまり力を入れて書くと妙に流血沙汰の生々しいシーンになって しまいそうな気がして・・・(苦笑)
 そんなわけで、潔くすっ飛ばしました! えへっ☆(開き直り)  





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