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番外編・セーラームーン考察・解説ページ
こちらは表の解説ページです。
別窓で開いているはずですので、表と比べながら読み進めてください。
第3部までの考察
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1ページでまとめるつもりだったのですが、はみだしてしまいました・・・
これ以前の考察はこちらとなっております。
第4部の時期・・・?
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まず、第4部が始まった時期について・・・いきなり結論ですが、うさぎ達が高校入学するのと同時・・・としか考えられないでしようね。
12巻1話目で、自分達でそう言ってますし(笑)制服も変わってますし。
さらに言うなら、この日はちびうさの手紙によると4月1日となっています。
でも、4月1日に学校って始まるものなのかな・・・
あじの知ってるとこでは、大抵6日か7日くらいに始業式なのですが・・・実際のところどうなんだろう。
単に、みんなで制服買いに行ってそのまま着て帰ってきた・・・って説も考えられますが、そうなると、うさぎが衛の家に泊まる時に使った言い訳の『いきなり宿題が出たからまこちゃんちでやる』ってのが成り立ちませんし・・・
まあ・・・もしかしたら入学説明会みたいな場があって、そこに参加した帰り・・・とでも考えておくことにしましょうか。
そのような場で宿題が出るケースも珍しくない(宿題の話自体がうさぎのデマカセ・・・って可能性もありますけど・笑)ようですし。
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13巻の1話目には『夏になればもっとサーカスに人が集まる』という台詞があります。
そう考えると、この時期はまだ夏にはなっていない・・・ってことになりますよね。
同話にてちょうど夏服にチェンジしているので多分そんなところで間違いないでしょう。
3話目には『やけに蒸し暑い』って台詞や、14巻1話目には『ことしの夏の暑さは異常』という台詞が入ってきて、夏真っ盛りに季節は変わります。
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さて、ここからが問題。
夏真っ盛りの14巻1話目には、他にもキーワードが存在します。
まずは『この半年でほたるがこんなに大きくなった』という台詞です。
第3部のラストで、ほたるちゃんが赤ん坊に転生してから半年・・・ってことは、つまりはこの時点で第3部終了から半年経っている・・・ってことですよね。
もうひとつ『新生活を始めてちょうど半年』って台詞もありますし・・・
ここで思い出さなくてはいけないのが、第3部の終わった時期について・・・
さっき、受験戦争編についての考察の際に、時期特定をぼかしていたのはこのためだったのです。
先刻も書きましたが、単純に考えて、第3部の終了時期は・・・夏服が冬服に変わったばかりの時期。
うさぎ達が冬服に変わってから、話はすぐにクライマックスを迎え、その日の内に終了していると思われます。
まあ・・・10月頃と考えておきましょうか。
・・・で、10月から半年・・・となると、4月頃・・・となってしまうわけなのです。
これでは計算が合わない。
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実は、もう一つ注目しなくてはならないキーワードがありまして・・・
せつなさんは『4人で暮らし始めてから数週間後に起きた皆既日食』という表現を使っている・・・ということです。
皆既日食は、ちびうさの手紙によると4月1日の出来事です。
普通・・・数週間前って表現は、多分4〜5週間前・・・ってニュアンスでとるべきものでしょうが・・・それで考えると『4人で暮らし始めた日』、つまり第3部終了時は2月頃となってしまうのです。
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・・・もう、こうなったら強引に解釈していきましょう!!
『ほたるが半年で成長した』っていうのは『約半年』・・・って意味に考えることにしましょう。
『数週間後』っていうのも、もっと幅を持たせて8週間(2ヶ月くらい。これ以上は無理があるでしょう)くらいと考えちゃいます。
ついでに『4人で新生活を始める』ために若干の準備期間を要したと考えておくことにしましょうか。
さらに、第3部の終わり時期も、みんな戦いに忙しくて衣替えを忘れていたということにして、11月に終わった・・・と考えてしまいます。
そうなると・・・11月に戦いが終わって、ちょっと時間を置いて年末頃に新居に落ち着くことができたとして、その2ヵ月後・・・2月末か3月初めか・・・に皆既日食・・・って、これでも計算が合いませんが、まあ、それぞれの期間にもうちょっとずつ誤差があったことにしてなんとか1ヶ月ごまかすことにしましょうか・・・(強引)
そうなると、なんとか4月1日の皆既日食の辻褄は合いますよね(汗)
誤差はあるとしても年末に新生活を始めたとするなら、ちょうど半年後は5月末か6月初め。
ほたるちゃんは11月から『約半年』で成長した・・・ってことでしたから、まあ数字は合いますよね。
この年は異常な猛暑だというんですから、まあ6月くらいでも設定としては成り立つと思います。
めでたしめでたし。
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・・・と思ったら、大どんでん返し・・・
外部戦士達が再登場してから、ストーリーはそのままラストバトルへと突入してしまうのです。
・・・で、15巻2話にて話が終わった時には・・・みんな冬服。
変だ〜〜〜(泣)
確かに単なる描いた時期の季節感の問題かもしれないので、開き直ってしまっても良いのですが、可能性が少しでもある限り、考えてみることにいたします(笑)
ちょっと考え直してみましょう・・・
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次のポイントは、単なる噂話。
同じく14巻の1話目に、『みちるさんが海外に移住したんじゃなかったっけ?』という話をしていたエキストラがいました。
これ・・・移住とまでは行かなくても、本当に海外に行っていたんじゃないでしょうか。
現に4月1日の時点で、せつなさんは東京にいたものの、みちるさんはウィーンで演奏会、はるかさんはアフリカでレースだったらしいのです。
ただ、4月1日には既に『4人で生活を始めてから数週間経った』とのことですから、もう日本に住んでいたのは間違いのないことなのでしょうが・・・もしかすると、完全に拠点を決めるまでは各々バラバラに暮らしていたんじゃないかと思うのです。
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今度は逆に考えてみましょう。
『4人で生活を始めてから数週間』の『数週間』は2〜3週間・・・つまり、1ヶ月未満のことなのではないかと・・・
それまでは、せつなさんは東京にて新居の準備を・・・
はるかさんとみちるさんは海外に出向き、何をしていたのかというと・・・何とかこズルイ手を使って、ほたるの戸籍をゲット(笑)とか。
まあ・・・何故だかは知りませんが、月100万もの家賃のマンションに住んでいたり、自家用ヘリを乗り回したりする経済的余裕はあるようですから、なんとかズルイことをしたんじゃないでしょうか(笑)
ルナPの力なしで、そんなことするのは大変なことでしょうから、時間もかかったのでしょう。
別に、小細工なしでひっそりと育てても良いかとは思いますが、彼女達はほたるちゃんをサターンとしてではなく普通の赤ん坊として、親代わりになって育てたい・・・と願っていたようなので、そのくらいのことをしていてもおかしくはないでしょう。
みんなで暮らし始めた3月から半年後・・・つまり、これは9月の出来事なのです!
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・・・となると、当然矛盾が出てくるのが『ほたるが半年で成長した』って点。
今度は、さっき考えた『第3部は10月か11月に終わった』という説が成り立たなくなってしまうのです。
10〜11月の半年後は4〜5月ですからね・・・
仮に『約半年』仮定を立てても、やっぱりちょっと無理がありそう・・・
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でも、意外とこれは簡単に解決するのです。
ほたるちゃんは『半年で急激に成長した』といわれていますが、『転生した瞬間から半年』とは一言も書かれていないのです。
そして『日食の後から突然成長が始まった』という表現もされています。
・・・そこで、こう考えてみました。
ほたるちゃんは転生後、日食の日を堺に半年間で急激に成長した・・・と。
日食の日から半年後なら、10月1日・・・
9月頃のことなら『約半年』・・・って表現使っても変じゃないですものね☆
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そんなわけで、あじの説はこんな感じです。
前年、10月過ぎ頃に第3部が終了し、うさぎ達はそのまま受験勉強編に・・・
外部戦士達は、ほたるちゃんとの生活を始める準備が思ったより余計にかかったものの、3月には新生活を開始。
そして第4部が始まり、皆既日食を堺にうさぎ達は新たな敵と戦い、ほたるちゃんは急激に成長を始める・・・って感じ。
ラストシーンの9月で冬服になっているのはちょっと早い気もしますが・・・その年の猛暑(多分この猛暑は敵のせいだろうと思います)のせいで、暑いのに慣れてしまっていたために、通常の気温に戻ったら寒かったのではないでしょうか?
・・・あー、ここまで持って来るの、長過ぎかも・・・(笑)
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最後に・・・アニメについてですが、実は・・・アニメではこの第4部(SS)にてうさぎ達は高校生になっておりません。
・・・かといって、中3のままだったか・・・というと、それもはっきりしないんですよね〜
うさぎ達の学校シーン・・・ってのがほとんどなかったと思われるのですが・・・ちょっと記憶が曖昧。
第4部について余談・・・
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余談・・・といいましても、大したことではありません。
またもやちびうさ絵日記ネタでして・・・まずは3作目について。
実は、3作目には時期を特定するキーワードが全くありません。
・・・ただ、うさぎ達の制服が高校のものになっている・・・って点から考えて、第4部以降の出来事だと思われますよね。
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そして、作中変身したうさぎは、エターナルセーラームーンではなく、スーパーセーラームーンになっていました。
・・・ってことは、第5部の出来事ってことはないでしょう。
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そして着ているセーラー服は冬服・・・
第4部13巻の1話目にて夏服へと変わっていることから考えて、単純に第4部の4〜6月くらいの出来事と考えて差し障りはないでしょう。
くだらない説ですが・・・この時の絵日記のテーマは『虫歯』・・・
6月4日で『ムシ』の日・・・つまり、虫歯予防の週間だか月間等に引っ掛けたのかもしれませんし(笑)
第4部について余談・その2・・・
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ついでにもう一つの絵日記の4作目。
結論から先に言ってしまうと、これは第4部終了後から5部開始までの出来事でしょう。
理由は・・・見ての通り、衛さんが留学する直前から話が始まるから・・・単純明快ですね。
ちびうさは3年生だし、セーラームーンも今度はエターナルセーラームーンになってますし。
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気になるのは・・・半袖セーラー服・・・ってことでしょうか・・・
今までの説だと、第4部は9月に終わった・・・ということになります。
そして、ラストシーンでは冬服に変わっています・・・が、この4作目では、みんな夏服なんですよね・・・
単に、第4部での猛暑が終わって一旦寒くなったものの、また暖かくなった・・・って説も考えられますが、この説には無理があります。
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・・・というのも、実はこの第4作めは、メインとなるストーリーの他に、『数ヵ月後』の後日談があるのです・・・
この数ヵ月後・・・ってのをどのくらいと判断するのかは難しいところですが、この期間内にビルが建っちゃってます(笑)
しかも、はっきりとは描かれていませんが、隣の7階建てと思われるビルより1階分くらい高いビルです。
数ヶ月では不可能です・・・とは思いますが、まあ頑張って建てたとしても・・・ラストシーンで、ちびうさと同じクラスのなるるが、自分を3年生・・・って言ってることから考えても猶予期間は3月までしかありません。
年度は変わっていないのです。
仮に、第4部終了後、すぐにこの絵日記が始まったとして、その時期は9月。
数ヵ月経過後・・・果たして半袖でいられるでしょうか・・・
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もうこうなったら・・・最後の手段しかありません。
恐らく・・・作品を描いた時期の季節感が影響しただけのことでしょう・・・
こればっかりは説明のつけようがありません。
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・・・が、あまり自分的に推奨はしたくありませんが、実は説明をつけることは可能なんです。
この番外編のタイトルは『ちびうさ絵日記』・・・
そうです。
描いたのはちびうさなのです・・・(違)
全然違う日付の日記が1つにまとまっていることを考えて、恐らくちびうさは後日まとめて描いているのでしょう。
それなら服のことも何とか説明つきますよね?
絵日記の中には、なるる達とほたるちゃんの内緒話のシーンがありまして、通常ならその内容をちびうさが知って日記に描く事はできないでしょうが・・・ほたるちゃんがバラしてしまえば、何の問題もありません(爆)
ただ、この説を使うと・・・他の絵日記について立てた説が全部『ちびうさが勝手にアレンジした』ことになってしまいそうで・・・あまり推奨はしたくないのですが・・・これだと第1作目の半袖の謎も解けるんですよねー(笑)
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そうそう。
この作中で、ちびうさは自分の年を902歳・・・と言っております。
第2作目の絵日記の時に、『ちびうさの年齢は自分では902歳と言ったけど、実際は901歳だ』という説を立てたのはこのためなのです。
第3部の2年生の6月に時に902歳の誕生日を迎えたはずなのに、3年生の9月以降に同じ902歳・・・だなんて、ありえませんから。
第5部の時期・・・?
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実は・・・第5部については、はっきりと時期を特定している台詞・注釈等は作中に一切ありません。
ちなみにアニメの場合・・・ですが、第4部(SS)でははっきりしていなかったうさぎ達の学年ですが、第5部(スターズ)に入った時点で高校生になった・・・という設定を取っているようです。
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・・・なら、第4部で高1になった原作のうさぎ達とアニメとの足並みをそろえるという意味でも、第5部の彼女達の学年は1年生のまま・・・という風に考えられなくもありません。
現に、一言も『2年生になりました』なんて台詞はありませんから。
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この第5部は、季節的描写が他のシリーズよりもはるかに少ないのです。
強いていえば・・・制服くらい。
彼女達の制服は、第5部の16巻1話目では長袖。
同巻3話目で半袖に変わり、17巻2話目でまた長袖に戻ります。
今までのパターンから考えたら、新たな春から始まって、夏、秋・・・と季節が変わったかのようにも見えますが、どうもやっぱり、制服だけでは根拠に乏しい。
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ところが・・・あったんです。
うさぎ達が2年生になっている・・・と思われる根拠が。
それは16巻の1話目、みんなが平和な高校生活を送っているシーンで、まこちゃんが部活仲間に『先輩』と呼ばれているのです。
・・・なんて簡単な理論。
まこちゃんが先輩になっているということは、つまり彼女に後輩がいるということで、つまりは学年が上がっている・・・ってことですよね?
可能性的には3年生になっている・・・という説もありますが、まあ、それはないんじゃないかな(笑)
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つまり、前年の秋に第4部が終わり、番外編の絵日記4作目を経て、翌年の春から第5部スタート。
何の問題もないストーリー展開に思われますが、ここで1つ問題発生。
なんと、絵日記4作目の冒頭で、『衛がハーバードに行くための準備の買い物をする』っていう台詞があったりするのです。
あじ的考察では、絵日記冒頭シーンは9月過ぎ。
この数ヶ月後(年度は変わらない)の後日談で、ビルが新築されなくてはならないので、あまり遅い時期ではないと思われます。
ところが、16巻1話には『衛の留学は突然決まった』・・・のような台詞があったりするのです。
どの程度が『急』というのかは、それぞれの考え方によって異なるでしょうが、せいぜい1ヶ月程度くらいまででしょうか・・・
そう考えると、絵日記4作目の冒頭は第4部終了後すぐで、その後すぐに第5部がスタートして衛が留学して、数ヵ月後に絵日記後日談が入って・・・しかもこの間うさぎ達は進級していない・・・ということになってしまいます。
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あじが、第5部のうさぎ達は高2・・・と推測した根拠は、まこちゃんが『先輩』と呼ばれていたことだけ。
もしかしたら、彼女があまりにも大きいため、または口癖が『先輩』なためにつけられたニックネームに過ぎないのかもしれません。
・・・後輩と思われる人達は敬語を使っていたので、そんなことはないとは思いますが・・・考えられなくもないわけで・・・
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でも、ちょっと待ってください。
第4部のラストシーンで、うさぎと衛は、未来のキングとクイーンの戴冠式を思わせるような姿を垣間見せ、なんとその姿は銀河中に伝わった・・・と、17巻1話にて火球が言っていました。
そして、ギャラクシアの目的はセーラームーンである・・・とも。
つまりはギャラクシアも太陽系のプリンセスの力を知り、それで狙ってきた・・・ってことになりますよね?
様々な星を巡り、星々のセーラー戦士達を倒しながら太陽系に近づいてくるギャラクシア・・・
いくら彼女が強くても、星の数と同じだけの銀河中のセーラー戦士を倒すには、たとえ部下を使ったとしても・・・ある程度の時間が必要かと思いませんか?
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それにもう1つ。
星を滅ぼされ、逸れてしまった火球とスターライツ。
歌にメッセージを乗せて、火球を探すスターライツ・・・いえ、スリーライツは、美奈子ちゃんによるとデビューしたてのアイドルだとか・・・
確かに、第4部が終わってすぐに火球の星が滅ぼされたとしたならば、地球にやってきたばかりの彼らがデビューしたばかり・・・というのも納得はいきますが・・・実は彼ら、CDまで出しているらしいのです。
彼らが地球にやってきたばかり・・・という説には、ちょっと無理があるような気がします。
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さらにもう1つ。
16巻3話に登場した、美奈子のマル秘スリーライツメモ(勝手に命名)によると、3人の年齢は16歳(本当の年齢かどうかはわかりませんけどね)・・・
5月30日が誕生日となっている夜天。
星夜と大気はそれぞれ獅子座と乙女座(彼らの誕生日は隠れていたため作中では見えませんでした)・・・7月下旬から9月中旬くらいですね。
同話にて半袖に衣替えしたばかりなので、星夜・大気の2人はまだ誕生日を迎えていない・・・と思われます。
夜天は誕生日を過ぎているかもしれませんが、美奈子メモの製作日がちょっと前のものかもしれませんから、まあこだわることはないでしょう。
ちなみに・・・美奈子ちゃんの性格から考えて、誕生日を過ぎたアイドルのデータを書き換えないのはおかしい・・・と、思われるかもしれませんが、メモの中身は手書きではなく印刷されたものでしたので、雑誌やファン倶楽部の会報のコピーか何かだったのでは・・・と思われます。
とにかく、16歳・・・ってのは、高校浪人や留年をしない限り、誕生日を過ぎた1年生か、誕生日以前の2年生・・・ということになります。
彼らは、うさぎのそばにいるために高校に潜入した・・・と思われるので、本当は2年生の年だとしても、『芸能活動のせいで高校に行くのが遅れた』とか言って、1年生として編入することも可能でしょうが、そうなるとそれについてを美奈子ちゃんが語りまくると思われます(笑)ので、そういうシーンがない以上、2年生の彼らと同級生のうさぎも当然2年生・・・と考えられますが、いかがなものでしょう?
ただ・・・この年齢と学年の関係には、今までにも何度も登場した『ウッカリ』がありますので、何ともいえないのですが・・・(汗)
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さて・・・やっぱりうさぎ達は2年生・・・とすると、衛のハーバード問題を解決しなくてはなりません。
・・・が、あっさりと突破口発見。
絵日記4作目にて、うさぎは『まもちゃんのハーバード行きの支度』と言っておりますが、一言も留学・・・とは言っていないのです。
あんなに第5部では、笑って見送ろうとしていてもどこかブルーになっていたうさぎが、絵日記では曇りのない笑顔で衛の腕にぶら下がっている・・・
そう・・・絵日記の時点では、衛に留学の話はなかったのではないでしょうか?
単なる研修とか、短期の交換留学とか・・・とにかく、すぐに帰ってくる・・・って意味の『ハーバード行き』だったのではないでしょうか・・・?
一番無難な説は、学会参加・・・なのでしょうが、まだ2年生の衛では、ちょいと早過ぎでしょうから・・・
とにかく、その時の短期のハーバード行きの際に提出した論文のおかげで、またはその際に向こうの教授に気に入ってもらえたために改めて論文を見てもらうことができ、その結果、後日改めて長期の留学が決まったのではないでしょうか・・・?
そう考えると、謎はすっきりと解けちゃいます☆
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そんなわけで、あじ的には第5部のうさぎ達は2年生・・・
アニメと1年ずれている・・・という説を支持したいと思います(笑)
実は、理由はもう1つありまして・・・それについては下記にて☆
第5部から想像するせつなの年齢
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・・・せつなさんの年齢については、全く作品中に記述はありません。
もちろん転生後の話ですが、元基お兄さんの同期のレイカさんの1つ下の学年・・・
第3部では大学1年生・・・ってことになっていますが、大学生の場合、浪人・留年はもちろん、社会人入学等も珍しい話ではありませんから、大学1年生だからとはいえ、18歳か19歳・・・とは限らないのです。
まあ、仮にストレートで大学に入ったのなら、レイカさんとであった時点・・・つまり、8巻3話目の時点は梅雨時だったと思われるので、まだ誕生日を迎えていない彼女は18歳・・・ってことになりますね。
つまり、第5部のスタート時には20歳・・・ってことになります。
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あえてちょっと気になることをいえば、初めてレイカさんと出会った時、せつなさんは『助手さんですか?』と声をかけられているのです。
・・・ってことは、当時2年生だったレイカさんよりはるかに老けて・・・いえ、大人びて見えた・・・ということですよね。
ホントにこの時点で20歳なのか・・・というと、疑問も出てきますが、いくら学年が違うとはいえ、せつなさんとレイカの会話の言葉遣いから判断するに、やっぱりレイカの方が年上のような気はします。
・・・が、これ以上想像しようがないので、これについてはここまで。
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さて・・・ここで問題提起したいのは、彼女の年齢より、経歴についてなのです。
第3部時には理学部1年生。
そして第4部時には、2年生になっていたのかどうかはわかりませんが、天文所で研究仲間達と日食を観測していたことを考えると研究は続けていたようですね。
・・・で、第5部・・・16巻1話目では、何故だか小学校の養護教諭になっているのです。
今までの研究はどうしちゃったんだろう・・・という疑問もありますが・・・理学部のかなりマニアックな研究をしていたせつなさんが、教員免許を取るために必要な単位を収得できたのでしょうか・・・?
しかも、途中で大学を辞めた・・・ってことになるわけですよね?
4年制大学の2年で退学したとして、教員の二種免許って取れるのかな・・・?
あれ? でも養護教諭の場合のシステムは違うのかな・・・?
どうなんでしょう・・・?
すでに以前に別の大学で免許を取得済み・・・って説も考えられますが、そうなると彼女の年齢はぐんと上がってしまうわけでして・・・(汗)
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まあ、『別の大学にも行ってた説』は置いておきまして、少なくとも教員になるためには大学に2年は通わなくてはならないはずです。
さっき、第5部は次の年度に変わってからの出来事だ・・・と言った、もう1つの理由がこれなのです。
ついでに言うなら、産休とか病気とか結婚退職とかその他事情でもない限り、大抵人事移動は4月になると思われますから、せつなさんが養護教諭として十番小学校にいる・・・ってことは、第5部はやっぱり4月から始まっているんじゃないのなぁ・・・なんて思ったりしちゃうわけです。
番外編・かぐや姫の恋人について・・・
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・・・実はこの番外編は、表の中には入れませんでした。
どうしても入れることができなかったんです。
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・・・というのも、この時点の登場人物は、メイン5人にちびうさ、はるかさん・みちるさん・せつなさん・・・あと衛さんとその他・・・
せつなさんが登場していて、ほたるちゃんがまだ仲間になっていない状態・・・
その条件を満たしているのは、第3部のクライマックス直前・・・
話でいうならテルル戦とシプリン戦の間の短い期間しかないのです。
シプリン戦の後も条件的には当てはまりますが・・・すぐにちびうさの聖体が抜き取られてしまっていますから、動き回れるはずがありません。
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・・・で、番外編の冒頭は、まこと・美奈子の合同誕生パーティーから始まります。
つまり10月22日〜12月5日・・・
まあ、どうしてもこの間にしなくても問題はないでしょうが、まあ・・・普通大体間くらいにすると思います。
しかも、パーティー途中で雪が降ってきていますよね?
北国では10月の初雪なんてあたりまえなこと(それでも最近暖冬だから、平野部で10月ってのは珍しいかも)ですが、いくら『今年は早いわね』とか言っていたとしても・・・港区で10月には降らないでしょう。
・・・で、パーティーシーンの次のシーンの冒頭に『12月』と書かれていましたので、今までのシーンは11月以前であった・・・と想像されます。
ストーリー終盤はクリスマス当日でしたね・・・
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あじ的な説では、テルル戦は夏以降、第3部終了自体が10月頃だと考えていますので、この時点で既に無理があるんです。
11月には、はるかさん達はうさぎの前から姿を消しているはずなんですから・・・!!
ここでこの設定を曲げると、第4部の説も成り立たなくなってしまう・・・!!
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それに、第3部シプリン戦の際に初めてセーラームーンはスーパーセーラームーンに変身することができましたが、この番外編では何事もなく普通にスーパーセーラームーンに変身しちゃっているのです。
さっきも書きましたが、本編ストーリーでは・・・シプリン戦の後、はるかさん達は『ほたるがセーラーサターンであり、目覚める前に封じなくてはならない』ということを告げ、一旦うさぎの前から去りました。
そしてその台詞にショックを受けたちびうさはその足でほたるちゃんの元に向かい、その場で聖体を抜き取られたのです。
スーパーセーラームーンが登場した時期と、メンバー全員が揃っていた時期・・・時間的には重なりません。
つまり、絶対にありえないのです。
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ついでに、ちょっとこじつけですがもう1つ・・・
ラストシーンにて、ルナはスーパーセー−ムーンのパワーで、少しの間だけ人間の姿にしてもらえる・・・というプレゼントを貰いました。
その姿を見て、ルナは自分の姿に驚き、アルテミスは鼻血を噴きました(爆)
でも・・・第5部では、ルナ達月の猫は、自分達が『マウ星人』だということを知っていましたよね。
マウ星のことも覚えているようでした。
・・・なら、確かに自分の姿(ルナの姿)を見るのは久しぶりのことだったでしょうが、そんなに驚いたり鼻血を出したりするでしょうか・・・?
仮に、第4部ラストにて、エターナルセーラームーンの力を受けてダイアナも含めてみんなで人間の姿になった際に、今まで失われていた記憶が全て戻った・・・とか、ルナ達がマウ星にいた頃はまだ子供の頃で、今の姿を知らなかった・・・ということも成り立ちますが、それなら・・・第4部途中にて、アルテミスが極自然に人間の姿に変化(美奈子ちゃんのパワーアップ時にだけど)したのはどういうことでしょう。
本人何も驚いていなかったような・・・
もし、この番外編が本編の延長上にあるのなら、アルテミスも驚くはずですよね・・・?
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まあ、そんなわけで、あじ的にはこの番外編は、パラレルだと考えております。
アニメ映画って、結構パラレルが多いですよね?
他の番外編が本編の延長上であって、『なぜこれだけ・・・?』という疑問もないではありませんが、映画用に作られた番外編だから・・・まあ、いいんじゃないかな・・・
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