通販・お問い合わせ等、手紙に関するマナーQ&A全般的なことは、『通販・お問い合わせ等、手紙に関するマナー』のページにまとめてありますので、 こちらも併せて御覧ください。 Q.問い合わせの手紙に切手が・・・ 初めてお手紙頂く方からお問い合わせいただいたのですが、返信用の 切手の同封がされていませんでした。 こんな場合、どうしたらいいものでしょうか・・・? A.ケースバイケース でしょうが・・・ ペーパー等の情報を見て、お問い合わせいただいた場合ですが、そのペーパー には『問い合わせの際には切手同封のこと』と明記されています でしょうか? もし、書いていなかった場合は、ペーパーの作り方に問題があったためのこと なので、切手代は自腹負担した上で返答するべきでしょう。(お問い合わせの 際に、切手同封するのは常識ではありますが、中には初心者の方もいるわけ ですし、ペーパーに落ち度があったことを認めた上で 次回から気を付けましょう) ちゃんと切手の件を明記しているのに・・・ということであれば、基本的に 返答する必要はありません。 ただ、一時的に切手代を負担して返答し、その際に『今回切手が同封されて いませんでしたので、郵送料は当方で立て替えてあります。返信切手の御負担は 全ての方にお願いしていることなので御了承の上、次回にお手紙 くださる際には今回の切手代を御同封くださいますようお願いいたします』的 お手紙を同封する・・・という親切な方法もあります。(大抵の方は 返してくれます。踏み倒される場合も・・・あることはありますが) ・・・by.Pumpkin. Q.手紙を書くのが苦手です。 このサイトをあちこち読んて、なんとなくわかったような気もするのですが、実際に手紙を書こうと 思っても、どう書いていいのかがわかりません。 一番簡単な例文とか教えてください。 A.では、3つほど・・・ 余計なことを何も書かない一番ありがちなパターンを3つ紹介いたします。 もちろんこれは『例』ですので、必要に応じて文面は書き換えて、自分の言葉を織り交ぜることも お忘れなくお願いしますね。 まず・・・いわゆる『ファンレター』(特に用件はないけど、感想とかを激励のメッセージ等を 書いた手紙)のケース。
次に、ペーパー請求の場合。
最後に、通販の場合。
できるだけ余計な修飾をしないで書いてみたので、美しい文体とはいえませんね(笑) 本当に簡単な例なので、実際にはもっといろいろ書いても良いでしょうし、その方が 良いでしょうが・・・ ここに書いたのは『はじめまして』を想定したものですが・・・一度こうやって手紙を 書いてみたら、次からは例なんてなくてもわかりますよね? ・・・by.Pumpkin. Q.連絡用切手・・・って必要? 通販の時などに、良く『連絡用の80円切手同封』と言われるのですが、これって必要な ものなのでしょうか? お問い合わせとかなら必要なのはわかります。 でも通販の場合、もしも品切れ等になっても、同封した代金から80円を差し引いて 返してくれれば良いことなのではないかと思うのですが・・・? A.作業簡略化が目的ですが、 例外ケースもあります。 確かに理屈はその通りです。 その方法だと、相手の方に1円の損もないし、 全く問題はないように思われるかもしれません。 ですが、通販を受ける立場になって考えてみてください。 大手サークルさんは毎日沢山の申し込みや問い合わせに対応しなくてはなりませんし、 そこまで大手さんでなくても仕事や学業に忙しいサークルさんは通販事務をある程度溜めてから、 まとめて行なう事もあるでしょう。 どの方が切手同封で、どの方は同封でなくて・・・と、振り分けたり記録したり、 はたまた再確認したり・・・と、余計な作業が必要となってしまいます。 また、全額(ほぼ全額)を小為替同封にて支払った場合、返却切手と差し引き分のお釣りを 用意するのに小為替を換金しなくてはなりません。 これは大変面倒なことですし、逆に通販を申し込んだ側の立場としても、小為替がそのまま 帰ってくる方が、別の通販に使いまわすこともできるため楽でお得ですよね? それとは別に、連絡用切手は必ずしも『売り切れの際の返却用』として使われるものばかり とは限らない・・・ということもお忘れなく。 申し込み内容の不備等の、諸確認のために使われるケースも考えられるのです。 最近は、メールで確認作業を済ませるケースも増えておりますが、同人活動用として、 メールアドレスを公開していない人も少なくありませんし、第一申込者のメアドを 知らなければどうしようもありません。 まあ・・・その際でも、一旦代金(80円引いたお釣り分)を同封返却する場合なら特に問題は ありませんが・・・単なるちょっとした確認が必要なだけ・・・というケースでも、連絡用に代金から 切手代を出すわけにはいかないですよね? 面倒に思われるかもしれませんが、ほとんどのケースでは、小為替購入・振込みする為に郵便局に 出向くわけですから、その時に一緒に切手を買えば良いのです。 どうせ何事もなければ手元に戻ってくる切手ですから、当然1円の損もありません。 戻ってきた切手は、別の機会に使えば良い話ですから。 そのようなわけで、相手の方が『不要』と明言されていない限り、連絡用切手を同封するのは 同人ファンとしてのマナーなのです。 ・・・by.Pumpkin. Q.通販の際の送料は切手で払うべき? 小為替で通販を受け付けているサークルさんの中には、送料分を切手で支払うように指定している ところと、全額小為替で端数分を切手で支払うように指定しているところとがあるのですが、 どちらが正しいのでしょうか? 指定した方法と逆の申し込みをしたらいけないの? A.困るケースもありますので指定通りにお願い します。 金額的には全く同じですし、例え指定をしていても気にしないサークルさんも多いかも しれません。 大抵の場合は受け付けてくれるかもしれませんが、通販作業簡略化を考えると、 やはり指示が守られていない申し込みは困りものですし、ルールに厳しいサークルさんが相手なら、 受け付けてもらえないこともあるかもしれません。 何が問題なのか・・・といいますと・・・ 『こうやって申し込んでください』と説明しているのに、それを無視されたりしたら・・・とても 気分が悪いですよね? ・・・という、冗談はさておき・・・(強ち冗談でもありませんが・・・) この申し込み方法は、通販事務をする方の生活スタイルに影響されて決まったケースが 多いからなのです。 例えば・・・平日の昼間に郵便局に出向く時間が取れず、小為替の換金がなかなかできない方は、 送料分に同封してもらった切手を そのまま貼り付けて発送する方が楽でしょうし、郵便局の窓口にて代金を払い、まとめて何通も 発送するような方にとっては、切手は邪魔になることが多いです。 こればかりは、申し込みする側で判断することはできません。 指定がある・・・ということは、『そうして欲しい』ということなのですから、わざわざ 意地悪をする必要なんてないですよね? 第一、人によって申し込み方法が違っていたら、発送作業も大変ですし。 まあ・・・指定がない場合につきましては、基本的にどちらでも構わないと思います。 ・・・が、送料込みの代金で商品が紹介されている場合は、端数分のみを切手。 重量・部数等から計算し、代金の合計に送料を足して申し込む場合は送料分を切手で・・・という ケースが多いのかもしれませんが・・・こればかりは人によって異なりますので 何とも言えません。 ・・・by.Pumpkin. Q.『○○係御中』は必要? 不必要? 通販等の申し込み時、サークルさんによって『通販申し込み係』と宛名に書き加えるよう指定 しているサークルさんがある一方で、それを書くのを嫌がるサークルさんもありますよね? マナーとしては書く方が正しいのでしょうか? それとも書くべきではないのでしょうか? A.指定がないのであれば書かない方が良いでしょう。 マナー以前の問題として、『書いてください』とおっしゃっているサークルさんへのお手紙には、 必ず書くべきです。 同人サークル(作家)さんへのお手紙には、通販申し込み・通販問い合わせ・予約受付・ペーパー 配布関連・委託関連・ゲスト執筆関連・ファンレター等、多岐多様なものが含まれています。 大手サークルさんの場合、事務作業専門の担当者が存在する場合も珍しくありません。 それなのに、指定通りの宛名書きがされていなかったら・・・当然、事務作業に手間が かかるわけで、必然的に返事・返送が遅くなってしまったり、極端な話、申し込んだものと 違う本が届いてしまったり・・・なトラブルにつながりかねません。 逆に、手紙本文に若干の不備があったとしても、トラブルを 回避することができるかもしれませんから。 (例えば・・・『本ください』だけの本文でも、『○○本・通販申込係』ってちゃんと書かれて さえいれば、なんとかなりますし・・・) だからといって、全てのお手紙に『○○係』を書いて良いのか・・・というと、そういうものでは ありません。 中には、同人活動をしていることを御家族や同居人に内緒にしている方もいらっしゃるわけでして、 そんな方達のところに、『○○係』はもちろん、サークル名・ペンネーム等を明記した封書が 届いてしまったら・・・当然、大迷惑ですよね? ですから、『書かないで欲しい』と公言されている方へのお手紙に、わざわざ書き加えることは マナー違反となります。 ・・・が、『書いて欲しい』とも『書かないで欲しい』とも言っていない場合・・・ その場合・・・基本的には、書かない方が無難でしょう。 これにはちゃんと理由がありまして・・・ まず、第一に、相手の方の事務作業上の都合。 ケースは様々あるでしょうが・・・例えば、特定ジャンルの特定活動のみ、事務作業の手順が 異なっているので、『その活動についてだけ、宛名書きを特殊なものに指定している場合』・・・ こんな場合、必要のない『○○係』を書き加えられると、事務作業の手間が増すばかりでなく、 作業ミスにもつながるわけで・・・つまり、返送が遅くなったり、違う本が届いてしまったり・・・ な事態になってしまうかもしれないのです。 また、もう1つ根本的ともいえる理由として、郵便事故防止・・・という側面も持ち合わせて いたりするのです。 『通販申込』等と書かれている封筒を見た人の、多くの人は『中にお金(実際には小為替や切手 ということになりますが・・・)が同封されている』・・・って、当然考えますよね? (まあ ・・・振込み等のサークルさんも多いですから、必ずしも正論ではありませんが・・・) つまり、極端な話ではありますが・・・封筒の表書きに、『現金同封してます』って公言 しているようなものなのですよ! 相手の方が、例えば集合ポストを使っていて、さらに留守がちな方だったら・・・危険極まり ないですよね? そのようなわけで、相手側からの指定がない限り、『○○係』等の表記は、差し控えられる べきだと思います。 親切心から付け加えていらっしゃる方も多いように思われますが、お気を付けください。 ・・・by.Pumpkin. Q.小為替の期限切れの対処法について・・・ 通販等で頂いた小為替が期限切れだったりした場合はもちろん、それが期限間近だったり、自分の ウッカリ等で換金前に期限が過ぎてしまったり・・・な場合、小為替の裏には救済措置があるような 事が書かれているのですが、一体どのようなものなのでしょうか? A.郵便局で再発行手続きをとることができます。 えーと、まず・・・白状。 実はこの質問、自問自答です(爆) 前々から気にはなっていたのですが、この度確認してまいりましたので、 この場を借りて御紹介☆ 小為替にも書いてありますが、小為替の有効期限は発行後6ヶ月間。 例えば、4月1日(表面のスタンプの日付)に発行された小為替の場合、10月1日まで 有効・・・ということになりますね。 この期間内に換金できなかった場合・・・期限切れの日から1年以内であれば、再発行の手続きを とることができるます。 つまり、翌年の10月1日までに手続きを取らなくてはならない・・・ということですね。 手続きは・・・期限切れの小為替を郵便局の窓口に持参して、 再発行をお願いしたい旨を伝えます。 必要なものは印鑑。 あと、住所と名前を記入しなくてはならないのですが、状況(額が大きいとか、なんとなく 怪しいとか・爆)によっては本人確認が必要となるかもしれませんから、身分証明書等も 用意しておく方が良いかもしれません(ちなみに、あじの場合は提示を 求められませんでしたが・・・まあ一応) あとは窓口の方が手続きを進めてくれます。 ・・・で、窓口でいただけるのは、再発行のための『預かり証』 そう。その場で再発行したり、換金できる・・・というわけではありません。 その小為替を発行した郵便局が直々に再発行をし、郵送(記入した住所・名前宛)して くれる・・・というシステムだそうです。 再発行にかかる時間は約2週間ほど。 それまでの間は預り証を大事に保管しておきましょう。 再発行された小為替が郵送されてきた時に、この証書と引き換える形となります。 あとは、その際発行された小為替を、最寄の郵便局で換金するだけです。 特に手数料がかかるわけでもありませんし、覚えておいて損は全くありません。 泣く泣く諦めていた期限切れの為替も無駄にしなくて良いのです。 ・・・が、はっきり言って、手間がかかります。 いえ、自分に手間がかかるだけなら(ほとんどの場合)自己責任ですから別に良いのですが、 再発行の手続きをとってくれた窓口の郵便局員の方にも、実際に再発行する発行元郵便局にも、 それを届けてくれる配達の方にも・・・再発行時の手数料がかからない分、余計に大変申し訳 ないこととなってしまうのです。 もしも世の中の大勢の同人関係者が、こぞって再発行を請求しだしたら、世の中の郵便局は 大変なことになってしまうかもしれません。 そのようなわけで・・・再発行の請求をするような事態にならないよう、為替を送る側は 有効期限に留意した上で送付し、受け取った側も期限を過ぎる前に換金を忘れずに・・・を 徹底させましょう。 そして・・・今回、あじは実際に再発行手続きを取りました。 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・(猛省) ・・・by.Pumpkin. メニューページへ戻る 知ってて得する同人マナーTOPへ戻る BBSへ・・・ Pumpkinへメール☆ |